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[選手権予選]「自分たちが出て勝つ」秋田県勢の全国連敗ストップへ、伝統校・秋田商が7発決勝進出!

ゲキサカ / 2015年10月22日 21時22分

 一方の秋田商は10分にも菅原隆の右クロスをニアサイドへ飛び込んだ菅原晟が頭で合わせて5-1。20分には山本のループパスに反応した交代出場FW仙波拓真(3年)が1タッチでゴールへ流し込むと、29分にもカウンターから一気に抜けだした仙波が右足シュートを決めて7-1で快勝した。リードを奪われる意外な展開も、小林監督が「テンポよくボールを回しているうちに相手の足を止めることができると思っていたので、ここで慌てるよりももう一回繋ぎ倒そうといういうことを選手たちには話していた」という秋田商は慌てることなく攻めて逆転勝ち。指揮官は決勝へ向けて「見ている人が熱くなるようなプレーを連続したい。バチバチという激しさ、攻撃の連続性とかそういうところを出していきたい」と語った。

 秋田商の目標は全国で勝つことだ。現在秋田県勢は04年度大会で秋田商が1勝したのを最後に現在10年連続で初戦敗退中。だが、山本と菅原隆をはじめ、青山、CB佐藤嘉幸ら攻守に好選手揃う今年は全国で勝つ自信がある。1年時に全国舞台を経験している山本は「もう一回あそこに立って勝てるように。勝つなら今年。自分らのチームならばチャンスがあると思う」と語り、高橋は決勝へ向けて「絶対優勝します。全国で勝つ自信はあるので、自分たちが出て勝つというのが今年の目標。まずはスタートラインに立たないといけないので、全国のスタートラインに立てるように頑張ります」と誓った。

 全国最多の40回出場、全国優勝2回など東北地域を代表する伝統校の秋田商は常に全国舞台に立っていなければならない存在。菅原隆は「(予選で敗れた)昨年の悔しさがある。今年は絶対行こうという気持ちで練習もやってきた。県予選優勝も通過点だと思う。まずは決勝で勝って全国でも勝ち進みたい」と意気込んだ。新人戦、総体予選、県1部リーグの3冠をすでに達成。まだ重圧に対する弱さ、相手に付け入る隙を与えてしまっている部分がある。それでも秋田商は秋田を代表する存在として「全国で勝つこと」への使命感を持って戦うだけ。ライバル・西目との決勝を制して全国へのスタートラインに立つ。

[写真]前半22分、秋田商はFW青山がヘディングシュートを決めて同点

(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
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