[選手権予選]秋田商の司令塔MF山本は攻守に存在感も「もっとボールを触って攻撃のスイッチ入れられるように」
ゲキサカ / 2015年10月27日 8時46分
[10.26 全国高校選手権秋田県予選決勝 秋田商高 1-0 西目高 八橋陸上競技場]
東北屈指の司令塔、秋田商高MF山本隼主将(3年)が1年時以来となる全国切符を獲得した。この日は柔らかいタッチのボールコントロールからボールを前に進めてゴールに近い位置でプレー。ボールに多く触って攻撃の中心となり、2列目からの飛び出しも見せた。ややテンポが遅く、苦しいループパスでリズムを欠いていた部分もあったが、それでもその高いキープ力で西目を押し込む要因となっていた。
また自身の課題として挙げている守備面でも、失ったボールをスライディングタックルで取り返すなど奮闘。運動量にも自信を持つMFは24日の雷雨中断の影響で50分間勝負となったこの日の試合を全力で走り抜けた。「負けたくなかったんで。50分だったんで疲れもなかったので、全部出しきりました」。試合後はやりきった表情を見せていた。
だが特長である攻撃面については「あまり良いプレーできていなかった。もっとボールを触って攻撃のスイッチ入れられるように」。本人が意識しているゴールという結果を出すこともできなかった。小林克監督が「もっと怖いところにパスを配球できると思っている」と期待する存在は全国でより勝利に貢献するようなプレーを見せる。
山本は関東の大学の練習会に参加してより高いプレーを要求されてきた。チームに戻り、学んだことを伝えてきたが、それでも全国で勝ち抜くためには守備面中心にまだまだ物足りなさを感じている。全国レベルに比べると「(球際の部分で)スピード、迫力足りない」と指摘。「ストイックに意識して取り組んでいる」(小林監督)という10番がトレーニングからよりチームの意識を高めて、成長させて本番に臨む。
(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
【特設】高校選手権2015
連載:高校マン・オブ・ザ・マッチ2015
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