[MOM1554]帝京三DF木村祥太郎(3年)_連続スプリントも「楽しい」と言い切る攻撃的SB
ゲキサカ / 2015年11月2日 19時7分
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[10.31 全国高校選手権山梨県予選準決勝 帝京三高 3-1 東海大甲府高 中銀スタ]
自陣から一気に数十メートルを駆け上がってくるスプリント。繰り返されるアップダウンは身体的にも負担が大きなものだが、帝京三高の右SB木村祥太郎主将(3年)はハツラツとした声で「楽しいです」と言い切る。東京Vジュニアユース出身の右SBは「攻撃が好き。タイミングよく後ろから出て行って一番怖い選手になりたい」という旺盛な攻撃心の持ち主。立て続けのスプリントで前線まで走り抜けるなど80分間右サイドを駆け抜けたSBは「大好き」な攻撃で相手を押し込み、守備面でも効いていた。
前半、3トップで挑んできていた東海大甲府に対し、「一発で行ったらやられると思ったので前にこぼれるようにガッツリいっていました。きょうはいつも以上に集中してやれていた」という木村は相手の突破を阻んで攻撃に繋げる。後半も東海大甲府は何度かいい形で左サイドにボールを運んでいたが、木村は必死に伸ばした足でクロスを当て、突破を身体で止めるなど貢献した。
「泥臭くやろうと思っていた。自分は声を出してしっかりチームを引っ張っていきたい」と力を込める精神的支柱。山梨学院高と戦う決勝へ向けては「(過去2試合は快勝しているが)焦ったり、緊張していると思います」というチームをトレーニングで引き締めて最高の精神状態でピッチに立たせるつもりだ。
目標は今年、流通経済大柏高からF東京へ加入した小川諒也や海外で言えばダニエウ・アウベスのような攻撃力高いSB。決勝でも「楽しい」スプリントを繰り返して相手との差を生み出し、チームを優勝へと導く。
(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
【特設】高校選手権2015
連載:高校マン・オブ・ザ・マッチ2015
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