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[選手権予選]コンバート策で覚醒の新潟明訓が4発快勝、堂々の決勝進出:新潟

ゲキサカ / 2015年11月4日 6時32分

 新潟明訓は後半も攻め手を休めず、10分に右DF白井克秀のスルーパスに合わせて左へ抜け出た2年生アタッカーの関口正大が相手と競りながらもワンタッチゴールで3点目を奪い、反撃に燃える相手の勢いを削いだ。北越は後半に右から左へポジションを移したSB渡辺啓太が精力的なオーバーラップを繰り返して一矢を報いようとしたが、新潟明訓の勢いは止まらなかった。最前線では、ゴリゴリと音が聞こえそうなドリブルで田辺が相手守備網を突破。22分にCB木村風輝のフィードで中村が抜け出て、中央へのラストパスに関口が飛び込むなど流れるようなパスワークでも次々に決定機を演出した。

 31分には右CKから中村がフリーでヘディングシュート。33分には中村、高橋、田辺とショートパスをつないで、田辺がシュート。アディショナルタイムにも右からのクロスに途中出場の渋木理が飛び込むなど、前半に比べればシュートに持ち込む過程がやや粗くなったために5点目を奪うことはできなかったが、一度も相手に試合のペースを渡すことなく押し切った勝ち方は見事だった。15日にデンカビッグスワンスタジアムで行われる決勝戦では、帝京長岡高と対戦する。3試合連続得点の田辺は「明訓は、ここ何年も選手権に縁がない。夏から自分たちが成長して来たことを示すためには全国大会で戦うしかないと思うので、楽しみながら、一つの壁をしっかり乗り越えたい」と勢いを失うことなく、全国切符をつかみ取る決意を語った。決勝の大舞台でも驚異の破壊力を見せられるか、注目だ。

[写真]ヘディングで2点目を決めて喜ぶ新潟明訓・中村

(取材・文 平野貴也)▼関連リンク
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連載:高校マン・オブ・ザ・マッチ2015

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