ベンゼマ、最長48時間のこう留へ…現在は「落ち着いている」
ゲキサカ / 2015年11月5日 22時39分
レアル・マドリーに所属するフランス代表FWカリム・ベンゼマが4日、同代表のチームメイトであるFWマテュー・バルブエナ(リヨン)の恐喝に関与した疑いでフランス当局へ拘束され、ベルサイユ警察署で一夜を明かすことになった。フランス『ル・パリジャン』やスペイン『アス』など複数メディアによれば、最大で48時間に渡って、こう留されるようだ。
今年6月、バルブエナは匿名の電話で自らが写った「セックステープ」をネット上に公開されたくなければ15万ユーロ(約2000万円)を払うよう脅迫され、フランス警察へ相談。7月に本格的に捜査が始まった。
10月には元フランス代表FWジブリル・シセを含む4名が事情聴取を受けると、シセは約10時間後に釈放。残りの容疑者3名はそれぞれが恐喝などの容疑で起訴され、現在も捜査対象となっている。
今回、事情聴取を受けているベンゼマについては、10月のフランス代表としての活動中にバルブエナに対して、「セックステープ」の件で話しかけたことが決定打となり、ベルサイユの警察署に出頭要請された。フランス代表FWは、レアルとパリSGの欧州CLを現地観戦後、飛行機で移動すると早朝にパリへ到着。弁護士を伴って出頭した。
10月の代表合宿中にバルブエナへ話した内容がただからかう意図だったのか、あるいは恐喝に応じるよう進言するものだったのかが焦点となっているようだ。当局は恐喝グループがベンゼマを利用すべく接触したとみており、実際に容疑者たちの電話でベンゼマの名が出ているのは事実だという。
ベンゼマの弁護士を務めるシルボン・コーミア氏は「彼はこの問題と無関係だ」とコメント。「警察の求めに応じて協力している」と説明し、こう留中の様子は「落ち着いている」と明かした。
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