プレミアでの点の取り方を模索する岡崎「代表でもテーマはゴール」
ゲキサカ / 2015年11月12日 0時57分
シンガポール戦を翌日に控えた公式練習後の取材エリア。FW岡崎慎司(レスター・シティ)が姿を現すと、地元メディアの大半がすかさず近づき、汗が吹き出しているその顔を真剣に見つめた。シンガポールでのプレミアリーグ人気の高さ、そして“プレミアリーガー岡崎”の認知度の高さを物語る光景だった。
「イングランドに行って、そこでやっていることを代表で出すことが大事だし、そういう年齢、立場になっている」。岡崎はそう話しながら、でも、と続けた。
「自分自身、プレミアリーグのすごいところであったり、ブンデスリーガとここが違うとか、そういうことをまだ判断できたわけではない。1シーズンを通して分かることだと思うし、どこでゴールを取っていくかをいつも意識しているが、プレミアではそれがまだ課題になっている」
移籍1年目のレスターではデビュー2戦目で初ゴールを決めたが、その後は絶好調男バーディにお株を奪われ、徐々にプレータイムを減らしていった。リーグ戦ではここ3試合先発落ち。ハリルホジッチ監督も「岡崎は今現在、パフォーマンスが落ちている」と心配していたが、「戦える準備はいつもできている。ピッチも1年前と比べて良くなっていて、ボールが走る」と“問題なし”を強調した。
プレミアでは試合ごとに新しい刺激を受けながらピッチに立っている。「選手の体の強さや、プレーがオープンになったときに個人の能力が必要になること。周りの選手の質が高いこと。フランス系やスペイン人にはスピードや体の強い選手が多いこと。ブンデスにはいないタイプの選手が世界にはいろいろといることを肌で感じている」。そう語る姿には充実感も見える。
刺激を受けているのは日本代表でも同じだ。今回、1トップ候補にはFW武藤嘉紀(マインツ)とFW金崎夢生(鹿島)と岡崎の計3人が選出されており、「武藤や夢生と高いレベルで競争していきたいし、競争することが日本代表には必要」と言い切る。
「自分のテーマはいつもゴール。シンガポール戦では何よりゴールが必要。早い時間帯のゴール、大事な時間帯のゴール。前回になかった部分をチームで求めたい」。岡崎のパフォーマンスに期待が高まる。
(取材・文 矢内由美子)
●ロシアW杯アジア2次予選特集
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
サラーが止まらない17戦16発! リバプール連勝で独走首位キープ、遠藤航も5試合ぶり出場
ゲキサカ / 2024年12月27日 7時29分
-
JリーグMVP・武藤嘉紀が語った「逃げ出したくなる経験」とは? 苦悩した26歳での挫折と、32歳の今に繋がる矜持
REAL SPORTS / 2024年12月13日 2時36分
-
重要なプレーオフでも貫いたテーマは「いつも通り」。浦和ユースは清水ユースを撃破して昨季のリベンジを懸けた大一番へ堂々と挑む!
ゲキサカ / 2024年12月7日 8時47分
-
「かなり良い戦いができた」連勝の3位チェルシー指揮官、難敵ビラ下すもトップ争う準備は「まだできていない」
超ワールドサッカー / 2024年12月2日 11時8分
-
三笘薫が再び〝好調モード〟突入 武田修宏氏が現状を検証「長所と短所は紙一重だけど…」
東スポWEB / 2024年12月2日 5時9分
ランキング
-
1本田圭佑、カズとの共演に興奮「レジェンドすぎて…」…自身考案の「4v4」大会の特別マッチ
スポーツ報知 / 2024年12月26日 23時22分
-
2大谷翔平の“敗北”に「これ以上の間違いはない」 ジャッジ派の炎上司会者すら異議
Full-Count / 2024年12月26日 20時32分
-
3阪神・梅野 優勝争いの窮地で光輝いた洞察力と心遣い…9・15ヤクルト戦でゲラの能力信じた高め直球
スポニチアネックス / 2024年12月27日 5時17分
-
4【瀬古利彦氏が予想する2025箱根駅伝の構図】優勝候補の青学・駒沢・国学院の強みとウイークポイント ダークホースは「中央大です」
NEWSポストセブン / 2024年12月27日 7時13分
-
5八村塁を巻き込む反則に「もはやコント」と呆れる声 悪名高い34歳の仕業で「何がしたいんだ…」
THE ANSWER / 2024年12月27日 7時13分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください