リーグ最終戦に集中するF東京DF太田「勝てないと次はない」
ゲキサカ / 2015年11月11日 22時41分
[11.11 天皇杯4回戦 F東京 2-0 水戸 味スタ]
試合後、水戸ホーリーホックの西ヶ谷隆之監督は、清々しさすら感じさせた。「個人でも、チームでも、1枚も2枚も上手でした。天皇杯でしか、私たちの選手たちはこのレベルを体感できません。この経験を残り2試合にぶつけて行きたいと思います」と、残留争いの渦中にいるJ2リーグ戦につなげたいと語った。
だが、相手の指揮官が大きな差を感じ取っていたのに対し、FC東京のDF太田宏介は、もっと力の差を誇示しなければいけなかったと反省する。開始早々から得意の左足でのクロスでチャンスをつくった左SBは、前半14分にはFW前田遼一のゴールをアシストした。「久しぶりにクロスからアシストできて良かったです」と振り返った太田だが、試合内容には満足できていなかった。
「何本かクロスを上げられましたが、最初の10分だけだったので。やっぱり、もっとあの相手にボールを持たないといけないし、支配をしないといけないんですけど、ゲームを通してみたら、ボールを持たれていたのも事実だと思うので。まだまだだなと思いました」と、一つ下のカテゴリーの相手との試合を語る。
水戸が細かくパスをつなぐチームだということは、分かっていたかと問われると、「分からなかったです。メンバーも、昨日の練習で想定していたメンバーとは違いました」と言い、「そういう中でも、差を見せなければいけない。1点目もそうだし、2点目も運良く入ったけれど、前半のうちに追い付かれていたり、先制点を取られていたりしたら、全然違う展開になっていたと思うので、危ない試合だったと思います」と、気を引き締める。
勝利にも慢心することのない太田だが、途中出場したMF橋本拳人の活躍には目を細めた。「ここのところ、拳人がああやってチームの勝利に貢献してくれるのは、チームとして心強い。拳人のプレーを見て、刺激を受けた人は、自分を含めてたくさんいると思う。まずは次の最終戦・鳥栖戦。そこに勝てないと次はないので。それに向けて頑張っていきたいと思います」と、チャンピオンシップ進出のかかった大一番を見据えた。
(取材・文 河合拓)
●第95回天皇杯特設ページ
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