GKからCFまで“元大分カルテット”が縦ラインに君臨
ゲキサカ / 2015年11月13日 3時37分
[11.12 W杯アジア2次予選 日本3-0シンガポール シンガポール]
ハリルホジッチ監督からシンガポール戦の先発メンバーが発表されたとき、GK西川周作(浦和)は「久々なうれしさ」を感じていた。
GKは西川。センターバックにDF森重真人(F東京)。トップ下にMF清武弘嗣(ハノーファー)。そしてセンターフォワードにはFW金崎夢生(鹿島)。かつて大分トリニータでシャムスカ監督の下、ナビスコ杯優勝、リーグ4位というクラブ史上最高の成績を残した主軸選手が、ハリルジャパンのセンターラインを形成したのだ。
攻めては金崎の先制点をはじめ、チーム合計3得点。守っては西川を中心に無失点に抑え、日本代表のE組首位奪回を演出した。
「大分のスタジアム(大分銀行ドーム)にそっくりなこのスタジアムで、久々の感じ(のメンバー)でやれてうれしかった。大分の方々は夢生やキヨやモリゲ、僕を、今も応援してくれている。そのメンバーが代表で集まれるのは特別な思いがある」。西川はしみじみと言った。
思えばきら星がそろっていたものだ。4人が主力へ成長した08年、前述のとおり、大分はチーム最高成績を残した。ところが翌09年は開幕から負けが込み、シーズン途中に監督が交代。最終的にはJ2に降格した。
4人はチームの財政難もあり、09年限りで大分を退団。それぞれの移籍先で才能を磨き、今、日本代表という栄誉ある場にこうして集った。3月27日のハリルホジッチ監督初陣となったチュニジア戦が大分で開催された際は西川、森重、清武が選出され、トレーニング場では大分サポーターから3人の名前がコールされていたが、今回はそこに新たに金崎が加わった。
「これからも自分たちが頑張って、大分の方々に笑顔をもたらしたい」。J2で苦しむ古巣にエールを送るように、西川が力強くそう言った。
(取材・文 矢内由美子)
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