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[選手権予選]「やってきたこと」出した後半に3発!鹿児島城西が鹿児島実に逆転勝ち!

ゲキサカ / 2015年11月13日 21時18分

 伊集院のファーストタッチゴールで勢いに乗った鹿児島城西。亀井が「1点取り返して勢いはあると思った。どんどん前に繋いだ」と語ったように、この機を逃さずにテンポよくボールを動かして攻めこんでいく。すると18分、右サイドの伊集院がタッチライン際の狭いスペースをスピードとパワーで強引にこじ開けてクロス。これを中央、PA外側でコントロールしたFW中村英貴(3年)が、態勢を崩しながらも左足を振りぬき、逆転した。

 止まらない鹿児島城西は21分にも中村のポストプレーからバイタルエリアを突いた亀井が「苦しいときとかはしっかり守備して、行けるときは飛び出して点取りたい。あの場面はシュートしか考えていなかったです」と左足シュート。これも鮮やかにゴールへ突き刺さり、3連続ゴールで勝利へ大きく前進した。

 鹿児島実はこの直後、J注目のCB大南拓磨(3年)を前線へ上げ、大下と大南に向けてロングボールを放り込んでいく。だが鹿児島城西は小久保監督が「パワープレーで来るのは大体予想していた」と説明したように、すぐさま本来CBの小島大和(3年)をボランチの位置へ投入。ボランチの数を2枚から3枚へ増やした中盤、そして大下相手に奮闘光ったCB生駒稀生(3年)とカバーリングに優れたCB生駒仁(1年)の生駒兄弟や「自分のミスから失点して後半みんなが決めてくれて良かったです」という注目GK下野和哉(3年)が鹿児島実のパワープレーを跳ね返していく。鹿児島実は34分に左クロスを交代出場のMF仙波柊人(3年)が合わせるシーンもあったが、チャンスの数を増やせないまま試合終了。07年以来となる選手権出場を果たすことはできなかった。

 今年の鹿児島城西には鹿児島制覇を果たした昨年のFW岩元颯オリビエ(現磐田)やCB上夷克典(現明治大)のような抜きん出た存在はいないかもしれない。だが下野が「今年はみんなが一生懸命やっている。強味はパス回し」というチームは交代出場の選手含めてチームとしての強さを発揮して頂点まであと1勝とした。下野が「あしたも厳しい戦いになると思いますけれど、後ろから盛り上げて無失点で勝ちたい。チームの目標が全国ベスト8なので大事に一回一回戦っていきたい」と語り、亀井も「連覇できるように、気持ちを全面に出していきたい」と意気込む鹿児島城西が今年も鹿児島を制す。

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