[MOM1591]鹿児島城西FW伊集院雷(3年)_2プレーで逆転勝利導いた快足FW
ゲキサカ / 2015年11月13日 22時4分
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[11.13 全国高校選手権鹿児島県予選準決勝 鹿児島実高 1-3 鹿児島城西高 鴨池]
50m走6秒ジャストという身体系の快足FWが鹿児島城西高に逆転勝利をもたらした。鹿児島城西は0-1の後半11分、小久保悟監督が「最近トレーニングでも点取っている。スピードが持ち味。あとから入って活性化できる選手」と説明するFW伊集院雷(3年)を投入。その伊集院がファーストタッチでいきなり大仕事をしてのけた。
投入から2分後の後半13分、MF松本順也が放り込んだ左クロスを武器のひとつである跳躍力を活かしたヘッドで合わせて同点ゴール。「頭真っ白です」という興奮状態でスタンドに駆け寄り、ゴールを喜ぶと、その5分に後には持ち味全開のパワーとスピードで右サイドに穴を開ける。タッチライン際で対応するDFをねじ伏せるように、強引に前方へ入り込んだ伊集院はコーナー近くまでボールを運んでクロス。「前に蹴って、走って、センタリング上げるのが自分の武器」という背番号20の突破、クロスがFW中村英貴の勝ち越しゴールに繋がった。
2つのビッグプレーで逆転劇の主役に。2点差となった後はボールキープの指示の中で強引にクロスを上げに行って失敗し、指揮官から厳しい指摘を受けることもあったが、右サイドから繰り返し仕掛けていたFWが鹿児島実を押し込み、反撃する力を確実に削いでいた。
奄美大島出身で龍郷小学校時代は陸上競技の選手として100m、200m走も経験。そのスピードを武器に龍南中学校ではサッカー部のエースを務めていたものの、チームとして結果を残すことができなかったという。それでも全国でのプレーに憧れて奄美大島を離れ、誘いのあったという強豪・鹿児島城西へ進学。そしてよりスピードに磨きがかかった今年、自らの活躍によって全国へあと1勝とした。「自分たちの代は無冠なので優勝したいです。自分が出て決めて勝ちたい」と伊集院。「途中から出て流れを変えるのが自分の役割」と言い切る快足FWが決勝でもチームを白星へ導く。
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