先輩に柴崎、椎名…明治大MF差波を支える青森山田での経験「日本で一番幸せだった」
ゲキサカ / 2015年11月19日 18時44分
明治大から来季Jリーグ入りする5選手の合同記者会見が19日に行われた。ベガルタ仙台への入団が内定しているMF差波優人(さしなみ・ゆうと、4年=青森山田高)は、「まずは試合に出ることが目標ですが、試合に出て何ができるかを求められていると思うので、頑張りたいです」と意気込んだ。
“至極の5年間”が今でも支えになっている。青森県出身の差波は、中学進学と同時に名門・青森山田の門を叩いた。寮生活を開始させたが、そこで常に1学年先輩にいたのが、MF柴崎岳(鹿島)だった。「全く手の届かない存在、一緒にサッカーをやっているのが不思議なくらいだった」。同ポジションの先輩は、常に憧れであり続けた。柴崎が日本代表や高校の練習に参加することが多く、一緒に練習する時間は少なかったというが、「一緒にサッカーが出来るだけでうれしかった」と思い出話を語る。
そして高校に進学した差波にさらに衝撃を与える人物がいた。MF椎名伸志(富山)だ。椎名と柴崎がダブルボランチを形成した青森山田高は、当時の高校サッカー界を席巻。「あの2人はバケモン。全国選手権に出てブームにもなって」。ベンチから2人の活躍を見ていた差波は、「あの2人は人を引き付ける魅力があった。サッカー以外のところでも素晴らしい人たちだった。毎日がいい毎日。間近で見れた僕は、日本で一番幸せだったと思う」と表現した。
現在も2選手とは交流があり、プロ入りに際してもメッセージを貰ったという。「仙台決まった時も連絡をくれた。うれしかったですね。(柴崎は)あまり多くを語る人ではないので。『おめでとう』って感じでメッセージをくれました。寡黙な中に優しさがある人です。椎名さんはどっちかというと、「ウェ~イ!」みたいな感じの人(笑)。性格的には違いますけど、椎名さんもいろいろと言葉をくれました」。
仙台への入団は夏に練習参加した際に決めた。「明治のサッカーに似ていた。明治で学んだことが出せると思ったからです」。偉大な先輩に追いつけ、追い越せ。成長した姿をピッチで表現することが、最高の恩返しになる。
(取材・文 児玉幸洋)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
[MOM4827]青森山田DF松田秀愛(1年)_目標は2冠メンバーのOB。万能型DFが要所を封じ、無失点
ゲキサカ / 2024年9月15日 0時26分
-
[NBチャンピオンシップU-16]攻守に存在感のMF三國ケースマンエブスらが奮闘も、弱さも出た青森山田は矢板中央と0-0ドロー
ゲキサカ / 2024年9月14日 23時1分
-
[MOM980]新潟医療福祉大MF田澤夢積(3年)_後半3発逆転劇を呼び込む同点弾、青森山田仕込み“全国での強さ”
ゲキサカ / 2024年9月10日 19時24分
-
[MOM978]阪南大MF櫻井文陽(3年)_J1内定選手ズラリの明治大を「リスペクトしつつ、ビビらずに」自画自賛FK弾
ゲキサカ / 2024年9月9日 21時53分
-
総理大臣杯の4強決定!! 東京国際大FW古澤ナベル慈宇がハット達成、インカレ王者・明治大ら姿消す:3回戦
ゲキサカ / 2024年9月9日 16時26分
ランキング
-
1記録ずくめの大谷翔平が「タッチの差」で唯一逃した大記録 3発、6安打、10打点で「51―51」も
スポーツ報知 / 2024年9月20日 14時49分
-
2元大関・貴景勝が現役引退を発表 年寄・湊川を襲名 大関在位30場所 首など度重なるけがに泣く…21日に会見
スポーツ報知 / 2024年9月20日 18時29分
-
3大谷翔平「50-50」でも満場一致MVPは無理? MVP有力視も「僅差」予想...韓国メディア
J-CASTニュース / 2024年9月20日 14時59分
-
4「野球史上最高の日だ!」大谷翔平が「50-50」の歴史的偉業を達成するまでの軌跡
日刊SPA! / 2024年9月20日 15時48分
-
5《破局後に即ブロック》バレー女子日本代表監督・眞鍋政義氏、不倫相手に「チームの内部情報」を漏洩か「あいつはあれと付き合ってんねん」 本人は不倫を否定
NEWSポストセブン / 2024年9月20日 16時21分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください