広島が5発圧勝で第2ステージ制覇!!年間勝ち点1位でCS決勝へ
ゲキサカ / 2015年11月22日 19時46分
[11.22 J1第2ステージ第17節 広島5-0湘南 Eスタ]
サンフレッチェ広島が第2ステージ優勝を飾るとともに、年間勝ち点1位でレギュラーシーズンを終え、チャンピオンシップ決勝への出場権を獲得した。J1第2ステージ第17節が22日、各地で行われ、広島はホームで湘南ベルマーレと対戦。FW佐藤寿人のJ1歴代最多記録に並ぶ通算157ゴール目などで5-0で快勝した。4連勝で勝ち点40に伸ばし、第2ステージ優勝を決めた広島は、年間順位でも23勝5分6敗の勝ち点74で1位が確定。2年ぶり3度目のリーグ王者を目指し、11年ぶりに復活するチャンピオンシップに決勝から参戦する。
広島は前節7日のG大阪戦で左眼窩底骨折を負ったDF水本裕貴が欠場。代わってDF佐々木翔が11試合ぶりに先発した。湘南はDFアンドレ・バイアが3試合ぶりに先発復帰し、DF遠藤航、DF三竿雄斗と3バックを形成。それ以外は前節の新潟戦と同じメンバーだった。[スタメン&布陣はコチラ]
序盤は硬さも見えた広島だが、徐々にボール支配率を高め、リズムをつかんでいく。前半19分、DF塩谷司のロングフィードからMFミキッチが右サイドのスペースに飛び出し、ゴール前にクロス。ファーサイドからFW佐藤寿人が走り込んでいたが、その目前でDFにクリアされた。
それでも前半34分、再び塩谷のロングパスがミキッチに通る。右サイドのゴールラインぎりぎりで追いついたミキッチは鋭い切り返しでDFを振り切り、マイナスのクロス。猛然と走り込んできたMFドウグラスの左足シュートがDFに当たってコースが変わり、ゴールに吸い込まれた。
ドウグラスの3戦連発となる今季19ゴール目で先制すると、その1分後の前半25分にはMF青山敏弘が豪快な右足ミドルをゴール左隅に突き刺し、追加点。連続ゴールで2-0とリードを奪い、試合の主導権を握った。そして迎えた前半42分、エースに待望のゴールが生まれた。
MF清水航平が左サイドを縦に仕掛け、ゴール前にクロス。これに佐藤が頭で合わせ、ゴールネットを揺らした。8月29日の名古屋戦以来、8試合ぶりとなる今季12ゴール目がJ1通算157ゴール目。スタンドから試合を観戦していたFW中山雅史(アスルクラロ沼津)の持つJ1歴代最多得点記録に並んだ。あと1点に迫ってから約3か月。“生みの苦しみ”に終止符を打った佐藤は喜びを爆発させ、ベンチ前でチームメイトに胴上げされた。
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