[プレミアリーグWEST]残留をかけた大一番。最下位・名古屋U18がセットプレー2発で履正社に逆転勝利
ゲキサカ / 2015年11月23日 11時3分
Jユースカップの決勝で受けた警告が原因で、この日の名古屋はDF吹ヶ徳喜が怪我、MF池庭諒耶が出場停止。本職はサイドアタッカーである田中を右SBに配置するなど、厳しいやりくりを余儀なくされた。試合内容としても、決して楽ではない展開とあり、試合後の高田監督「このメンツでよく凌いでくれた。今日、勝てたことは大きい」とホッとした様子だった。
とはいえ、まだ順位は降格圏内。残留に向けて、気の抜けない戦いは続く。「Jユースカップから始まって、今日で8連戦。そのうちアウェーで6回戦っている。緊張感がある中で、ゲームができるのは彼らにとって大きいけど、少しずつ疲労が出てきている」と高田監督が話すように、不安はゼロではない。次戦は森が出場停止になるなど悩みは絶えないが、「気合とか根性を格好悪いと出さない奴らだから、『そんなこと言ってる場合じゃねぇだろ』ってハッパをかけて、やるしかない。そんな中で、ちょっとずつ我慢強くなってくれれば、次の進路に行っても大きい。下級生もちょっとサッカーが上手いだけでは通用しないってことが分かってくれるはず」と苦しい状況だからこそ、得られる成長の機会でもある。残り2戦も、勝利を引き寄せられるか期待したい。
(取材・文 森田将義)▼関連リンク
2015プレミアリーグWEST
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