今野先制弾が試合を活性化「勝ちを引き寄せる経験値があった」
ゲキサカ / 2015年11月29日 7時47分
[11.28 Jリーグチャンピオンシップ準決勝 浦和1-3(延長)G大阪 埼玉]
後半、ゲームを活性化させたのは、開始早々2分に生まれたガンバ大阪の先制点だった。MF今野泰幸がGK西川周作にプレッシャーをかけると、パスが左サイドに出されるが、MF大森晃太郎がボールを奪取。そしてゴール前でフリーになっていた今野にクロスが出された。
「(浦和が)繋いでくるのは分かっていたし、プレッシャーをかけて行こうと話していた。僕はいなされたけど、みんなで連動してボールを奪ってくれた。そしたらなぜか僕が完全にフリーになってました」。西川も懸命に防ぎに来たが、32歳のベテランMFは落ち着いてゴールネットを揺らした。
「僕らは今年はいろんな大会に出ているので、こういう難しい試合でも粘り強く戦って、勝ちを引き寄せる経験値があった。今日もしぶとく戦えた。PK戦も想定していたが、その前に決着を付けることが出来た。我慢の勝負に勝てたのかなと思う。今年は苦しいゲームが多いけど、その中でも勝ちを引き寄せることのできるチームなんだと思う」
チャンピオンシップ決勝に駒を進め、リーグ連覇に望みをつないだ。相手は年間1位の座を譲ったサンフレッチェ広島になる。今季の対戦は1勝1敗ながら、リーグ終盤の勝負どころ、ホーム万博で戦った一戦では0-2で敗れている。王者として同じ轍を踏むわけにはいなかい。今野も「幸いにも浦和と広島はシステムが一緒なので、いい予行練習ができた。しぶとく、しぶとく対応したい」と力を込めた。
(取材・文 児玉幸洋)●2015 Jリーグチャンピオンシップ
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