「何回も心が折れそうに…」広島DF塩谷、バースデーVを喜ぶ
ゲキサカ / 2015年12月6日 7時0分
[12.5 チャンピオンシップ決勝第2戦 広島1-1G大阪 Eスタ]
最高のバースデーとなった。この日が27歳の誕生日だったサンフレッチェ広島のDF塩谷司は「(シーズン始めに)日程を見たときにチャンピオンシップ決勝が12月5日で、そのときからホームでやりたいなと思っていた」と言う。「本当にそうなって、最高の1日にしたいなと。点が取れれば一番良かったけど、そこは持ってないですね」。苦笑いを浮かべながらも、バースデーVの余韻に浸った。
アウェーで3-2と先勝し、戻ってきたホームでの第2戦。しかし、前半からG大阪に押し込まれる苦しい展開だった。前半27分にはセットプレーから先制点を献上。2戦合計3-3に追いつかれ、アウェーゴール数の差で上回るも、あと1点取られれば逆転される緊迫したゲームとなった。
「しんどかった。何回も心が折れそうになった」。率直に胸の内を語る塩谷は「そのたびに千葉ちゃんが『笑ってやろうぜ』と声をかけてくれた」と明かす。「チームとして『ここは集中して守ろうぜ』と言っているときは絶対にやられない。我慢して我慢して、引き分けに持ち込めたのは今年の広島を象徴していると思う」と胸を張った。
12年8月に水戸から完全移籍で加入し、移籍1年目でリーグ優勝を経験。翌13年はレギュラーとして、浦和に移籍したDF森脇良太の穴を埋め、連覇に貢献した。クラブとしても、塩谷にとっても、3度目の優勝。「今回の優勝が一番うれしい。1、2回目はある程度固まったメンバーでの優勝だった。今回はチーム全体で勝ち取った感じが強い」。自身も第2ステージ序盤をケガで棒に振ったが、その間にチームは5連勝。そうした悔しさも含め、総力戦で勝ち取ったタイトルを実感させた。
(取材・文 西山紘平)
●2015 Jリーグチャンピオンシップ
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