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[大学選手権]後半3発で逆転!順天堂大が元日本代表DF堀池巧監督体制でのインカレ初白星!

ゲキサカ / 2015年12月8日 21時4分

 順大はさらに28分、右サイドを駆け上がったSB吉永哲也(4年=千葉U-18)のクロスを中央の佐野が右足で合わせると、右前方にいた名古が体勢を崩しながらも反応良く右足ダイレクトボレー。これがゴールネットを揺らして勝ち越した。大院大も當瀬の突破やCB福田浩規(3年=G大阪ユース)の右足FKなどで反撃するが、シュートシーンを増やすことができない。逆に順大は41分、横の揺さぶりから最後は米田の落としを受けた長谷川が右足シュートをゴール右隅へ決めて3-1で勝利した。

 堀池監督就任から1年。アグレッシブに前から行くスタイルだったチームに、判断して繋ぐ部分がまた加わった。この日の後半は狙い通りのサッカーを展開して逆転勝ち。チームは「目標を立てることを言っている。機会は違うけれど、チャンスは平等にある」という堀池監督の下、「先発する」「ベンチ入り」「トップチームの練習に加わる」など選手それぞれが目の前の目標へ向けて努力し、トレーニングでアピールした選手が全国のピッチに立つ権利を獲得している。この日は今年就職活動でチームから離れることが多く、出場機会をなかなか得られなかったというMF船木雄太(4年=秋田商高)が、前半27分からの緊急出場ながらも負傷退場した原田の穴を埋めて勝利に貢献。選手、チームのサポート、補助員など色々な役割がある中で「チームのためにどういう役割をすれば、チームのためになるか考えよう」という指揮官の期待にそれぞれが応えて勝利に繋げた。「日本一へ行くために努力してきた。努力すれば結果が出るんで真剣にやること」と清水東高時代、順大時代に日本一を経験して日本代表として活躍した指揮官に率いられて戦う順大。九州王者・福岡大と戦う次戦もそれぞれが役割を全うして白星を勝ち取る。

(取材・文 吉田太郎)●第64回全日本大学選手権特集

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