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[大学選手権]順天堂大、日程の不利を覆して福岡大の猛反撃をしのぐ

ゲキサカ / 2015年12月11日 12時49分

 立ち上がりは福岡大のMF中村崇修(3年=福岡U-18)にマンマークを受ける形だった長谷川は「相手がマンツーだったので、最初はおとりになってうまく前に刺さるポジションを取って、後ろの選手がやりやすいように考えていた。マンマークじゃなくなってからは、つなぎにも参加できた。相手を見ながらプレーできたと思う。2点目は、抜け出したときに、ニアはコースが消されていて、あそこしか空いていないというところに蹴ったら、うまく合わせてくれた。味方に感謝したい」と試合を振り返った。

 順天堂大は、主導権を握って2点のリードと文句なしの試合運びだったが、終盤はパワープレーに出た福岡大が猛反撃。後半31分、193センチの長身FW門司涼佑(3年=立命館宇治高)のドリブルキープから、こぼれ球をMF中野圭一朗(4年=岡山芳泉高)がシュートを放ったが、惜しくも枠を外れた。

 それでも諦めず、最後はDF木本も前線に上がってパワープレーを強化。終了間際の後半43分、相手のバックパスをさらった中野がループシュートを決めて1点差に追い上げた。しかし、アディショナルタイムに得た右CKでGK永石拓海(2年=高川学園高)もゴール前へ上がった場面を跳ね返されてタイムアップ。順天堂大が2-1で逃げ切った。

 勝った順天堂大は、13日に行われる準々決勝で明治大(関東2)と対戦する。関東リーグ1部で唯一、2敗した相手への雪辱の機会。難敵を迎える形となるが、長谷川は「最後の大会なので、少しでも僕たちの戦う姿を長く見て何かを感じてもらったり、勝ち進むことでチームとして経験を積んだりすることが、順大への恩返しになると思っている。個人的にも、自分は日本一になったことがないので、絶対にタイトルを獲りたい」と撃破を誓った。

(取材・文 平野貴也)●第64回全日本大学選手権特集

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