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[大学選手権]阪南大が国士舘大に3発快勝!同校史上初の決勝は関西勢対決に

ゲキサカ / 2015年12月17日 10時52分

 しかし勝った阪南大の須佐監督は相変わらず手厳しい。試合内容にについては、「もう一つ歯切れが悪かった。いつもより攻めれない」。そう話す裏には、故障でスタンド応援を余儀なくされている7番MF脇坂泰斗(2年=川崎F U-18)と10番FW山口一真(2年=山梨学院高)の存在があると力説した。それでも「関学には全然勝っていないので結果を出したい」と決勝戦へ向けての切り替えを促す。

 決勝の相手、関学大は近年、全く結果が残せていない相手だ。昨季のインカレでは準決勝で対戦(●1-2)。そして今季の対戦でも、リーグ戦では1分1敗。関西選手権の決勝では2-5と敗れている。3戦すべてで得点を許し、関西選手権で5得点を許していた相手エースFW呉屋大翔(4年=流通経済大柏高)は決勝戦の累積出場停止が決定したが、指揮官は「一瞬の隙を突かれる。小林(成豪)なんかも阪南大戦はいつもスーパーになる」と油断を見せることはなかった。

 昭和60年大会(大商大と大体大が両校優勝)以来、30年ぶりの関西勢対決となった今大会に主将MF松下佳貴(4年=松山工高)は、「関西のレベルの高さを表現できる場。そういう意味ではすごくうれしい」と素直に喜ぶ。3年連続で決勝に駒を進めている関西勢。近年の関西大学サッカー界をリードする2校が、勢力図を完全に塗り替える。

(取材・文 児玉幸洋)●第64回全日本大学選手権特集

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