ハリルJが国内組ミーティングを開催…永木「モチベーションが上がった」
ゲキサカ / 2015年12月20日 17時42分
日本代表候補を集めたスタッフ・選手ミーティングが20日、都内のホテルで行われ、国内組26選手に加え、スコットランド1部ダンディー・ユナイテッドとの契約が間近に迫っているGK川島永嗣も参加した。
1時間余りのミーティング後、選手・スタッフ全員で一緒に昼食を取り、2時間ほどでチームは解散。異例の“代表活動”となったが、ミーティング後、報道陣の取材に応じたバヒド・ハリルホジッチ監督は「霜田(正浩)技術委員長は『このようなミーティングを日本代表が開くのは初めて』と言っていた」と胸を張り、自身が熱望したミーティングの意図と狙いを語った。
「将来の道を示すためだ。これから何をすべきか。トレーニングの仕方、向上してほしいことを伝えた。来年は(W杯アジア)最終予選がある。そこに向けて準備しようと話した」
天皇杯で勝ち残っている選手はまだシーズン中だが、すでにオフに入った選手もいる。指揮官はオフ中の過ごし方にも注文を付けた模様で、「まずはしっかり休むこと。そのあとクラブで準備が始まるが、少しやってほしいことを彼らに伝えた。特に体脂肪率にはかなり注意してほしいと話した。マックスの数字を彼らには提示し、理解してもらった」と、個別に取り組んでほしいメニューも伝えたようだ。
DF昌子源(鹿島)は体脂肪率について「休みに入ると(数字が)増えるから、プロ選手としてできるだけキープ、維持してくれという話だった」と説明。指揮官は「高い意識のある選手だけが日本代表に生き残れる。そういう集団になろう。そういう意識がない選手はここから去ってほしい」と厳命したそうで、DF丹羽大輝(G大阪)は「『W杯で勝ちたい選手だけがこの代表に残ってほしい』と話していた。そういうことをストレートに言ってくれるので分かりやすい」と歓迎した。
ミーティングには国内組常連の多くが参加したが、同日にクラブW杯3位決定戦を戦った広島勢のほか、ハノーファー移籍が秒読み段階となっているMF山口蛍(C大阪)も渡独中のため招集されなかった。
一方で、日本代表候補初選出となるMF永木亮太(湘南)、ハリルジャパンでは招集歴のなかったFW齋藤学(横浜FM)が参加。永木は「初めてだったので、すごくモチベーションが上がったし、今回だけでなく、また試合でも選ばれるようにがんばっていきたい」と、刺激を受けた様子だった。
(取材・文 西山紘平)●ロシアW杯アジア2次予選特集
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
ロサンゼルス五輪世代代表 大岩剛監督の続投会見要旨
ゲキサカ / 2024年12月14日 9時18分
-
続投でロス五輪目指す大岩剛監督 「目標を明確にしたなかで向かいたい」、来年6月以降にU23アジア杯予選に向け始動へ
ゲキサカ / 2024年12月13日 16時49分
-
大岩剛監督がロス五輪も続投へ!! JFA技術委は招集制限下でのチーム作り評価「もう一度、難しい舵取りの中で…」
ゲキサカ / 2024年12月12日 19時13分
-
ラグビー欧州組が日本代表にもたらすものとは? 齋藤直人が示す「主導権を握る」ロールモデル
REAL SPORTS / 2024年12月4日 2時36分
-
「魂の入ったゲームを」川崎Fとのホーム最終戦に臨む東京Vの城福監督、「このチームの財産」サブ組への思い語る
超ワールドサッカー / 2024年11月29日 18時45分
ランキング
-
1大谷翔平の“敗北”に「これ以上の間違いはない」 ジャッジ派の炎上司会者すら異議
Full-Count / 2024年12月26日 20時32分
-
2本田圭佑、カズとの共演に興奮「レジェンドすぎて…」…自身考案の「4v4」大会の特別マッチ
スポーツ報知 / 2024年12月26日 23時22分
-
3阪神・梅野 優勝争いの窮地で光輝いた洞察力と心遣い…9・15ヤクルト戦でゲラの能力信じた高め直球
スポニチアネックス / 2024年12月27日 5時17分
-
4「連日ご苦労様です」年の瀬に大物続々加入 巨人、大補強の狙いを分析
スポーツ報知 / 2024年12月27日 5時40分
-
5中日退団…元首位打者の決まらぬ去就 出場激減も溢れる待望論「電撃とかないかな」
Full-Count / 2024年12月26日 17時27分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください