[選手権]チーム紹介:藤枝東高(静岡)
ゲキサカ / 2015年12月29日 12時42分
第94回全国高校サッカー選手権
藤枝東高(静岡)
チーム紹介&注目選手↓
過去の全国大会成績↓
登録メンバーリスト↓
藤枝東高関連ニュース
▼全国大会日程
1回戦 vs香芝高(奈良)■出場回数
2年ぶり25回目
■監督
小林公平
■主将
MF渡邉航平
■今季成績
[総体](県8強)
準々決勝 1-4 藤枝明誠高
[リーグ戦]
プリンスリーグ東海8位(6勝2分10敗)
[新人戦]
県8強
■予選成績
1次T3回戦 9-0 常葉菊川高
1次T4回戦 5-0 韮山高
決勝T1回戦 2-0 静岡西高
準々決勝 2-0 科学技術高
準決勝 1-0(延長)飛龍高
決勝 1-0 清水桜が丘高
■都道府県予選決勝布陣&レポ
[4-5-1]
山田盛央
神谷太智 曽根大和
栗原健
渡邉航平 山口晏侍
尾崎文哉 岩田寛生
久松真之 村松正規
細川脩造
[レポート]
清水商高の伝統を受け継ぐ清水桜が丘高との注目対決。藤枝東は開始直後に1年生FW曽根大和の右足シュートがクロスバーを直撃する。清水桜が丘の1年生FW白井海斗の決定的な一撃をGK細川脩造のファインセーブで逃れた藤枝東は23分、MF神谷太智のグラウンダーの右クロスを中央でマークを外したエースFW山田盛央が右足ダイレクトで叩き込んで先制。空中戦やセカンドボールの攻防戦でも優位に立つ藤枝東は後半もGK細川の好守などで相手に得点を許さず。全6試合無失点で頂点に立った。
■チーム紹介
泥臭く、粘り強く戦う伝統の藤色軍団
FW中山雅史やMF長谷部誠、MF山田大記らを輩出している藤枝東は全国選手権優勝4回、全国での通算勝利数は53という全国屈指の名門校だ。今年は県新人戦、総体県予選でいずれも準々決勝敗退。県下有数の進学校でもあるだけに夏には勉学に集中するために主力の3年生たちも半数近くが引退した。一時期3年生の先発が1人だけという時期があり、結果も出ずに苦しんだが、その中でチームは成長。課題となっていた守備面で距離感、球際の厳しさが向上し、ゴール前では身体を投げ出してシュートをブロックするようなシーンを何度も見せた。その結果、混戦の静岡予選を無失点V。就任1年目の小林公平監督も「初めの方は全然勝てなくて苦しかったけれど守備力も上がってきた」と成長を認める。また攻撃面ではFW曽根大和やMF神谷太智のチャンスメークからFW山田盛央が貴重なゴールを連発。伝統の華麗なパスワークを発揮できたとは言いがたいが、それでもトレーニングの成果は少しずつ出てきている。泥臭く、粘り強く戦い、勝負強さを発揮して掴んだ全国切符。静岡の代表として、また伝統校のプライドを持って藤色軍団が全国に挑む。
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技術と走力備えた“ブレイク候補生”
FW曽根大和(1年)
「藤色の1年生は、仕掛けのスピード感が魅力のワイドアタッカー。体は決して大きくないが、素早い体さばきから局面を打開するテクニックは一級品だ。押し込まれる展開になったときでも、攻めになれば一気に前へと出て行く走力もある。今大会の“ブレイク候補生”」
■編集部イチオシ選手
名門の中軸担う注目ルーキー
MF山口晏侍(1年)
「非常にクオリティ高い、早生まれの1年生ボランチ。精度高くパスを散らす動きが印象的だが、空中戦では大型選手相手にも競り勝つ力強さ、闘争心を持つ」
■注目選手
FW山田盛央(3年)
└「身体の強さは一番のボクの特長」。岐阜から来たストライカーはゴール前で身体を張り、試合を決める一撃を見舞う
MF渡邉航平主将(3年)
└一時先発落ちも経験していたが、巻き返してタフな守り、メンタル面でチームを引っ張るリーダー
GK細川脩造(2年)
└運動能力高い守護神。県決勝でもビッグセーブを連発し、無失点Vに貢献
■過去の全国大会成績
【13年度(2回戦敗退)】
2回戦 0-2 京都橘高(京都)
【08年度(3回戦敗退)】
2回戦 4-0 境高(鳥取)
3回戦 2-3 大津高(熊本)
【07年度(準優勝)】
1回戦 1-1(PK5-4)香川西高(香川)
2回戦 4-1 室蘭大谷高(北海道)
3回戦 2-1 日大藤沢高(神奈川)
準々決勝 2-0 三鷹高(東京B)
準決勝 1-0 高川学園高(山口)
決勝 0-4 流通経済大柏高(千葉)
【04年度(3回戦敗退)】
1回戦 2-1 佐賀東高(佐賀)
2回戦 2-0 西武台高(埼玉)
3回戦 0-0(PK4-5)国見高(長崎)
【03年度(1回戦敗退)】
1回戦 1-2 立正大淞南高(島根)
【97年度(4強)】
2回戦 5-0 高知高(高知)
3回戦 5-1 國學院栃木高(栃木)
準々決勝 3-1 岐阜工高(岐阜)
準決勝 0-2 帝京高(東京A)
【84年度(4強)】
2回戦 2-0 南宇和高(愛媛)
3回戦 5-0 高松商高(香川)
準々決勝 1-0 新潟工高(新潟)
準決勝 0-0(PK3-4)島原商高(長崎)
【79年度(1回戦敗退)】
1回戦 0-2 宮崎工高(宮崎)
【73年度(準優勝)】
2回戦 4-4(PK4-1)甲賀高(滋賀)
準々決勝 4-0 東予工高(愛媛)
準決勝 2-0 四日市中央工高(三重)
決勝 1-2 北陽高(大阪)
【72年度(準優勝)】
2回戦 2-0 嵯峨野高(京都)
準々決勝 3-1 福岡商高(福岡)
準決勝 2-1 関西大倉高(大阪)
決勝 1-2 浦和市立高(埼玉)
【70年度(優勝)】
1回戦 3-0 鹿児島工高(鹿児島)
準々決勝 4-1 帝京高(東京)
準決勝 2-1 初芝高(大阪)
決勝 3-1 浜名高(静岡)
【69年度(8強)】
1回戦 6-0 美唄工高(北海道)
準々決勝 0-2 初芝高(大阪)
【68年度(8強)】
1回戦 5-3 島原工高(長崎)
準々決勝 0-5 遠野高(岩手)
【66年度(優勝)】
1回戦 6-0 山田高(福岡)
準々決勝 8-0 広大附高(広島)
準決勝 2-1 神戸高(兵庫)
決勝 0-0 秋田商高(秋田)
※両校優勝
【64年度(8強)】
1回戦 1-0 上野工高(三重)
2回戦 1-0 関西学院高(兵庫)
準々決勝 2-2(抽選負け)鎌倉学園高(神奈川)
【63年度(優勝)】
1回戦 2-1 佐川高(高知)
2回戦 2-1 中津南高(大分)
準々決勝 2-0 西目農高(秋田)
準決勝 1-0 豊田西高(愛知)
決勝 2-0 明星高(大阪)
【62年度(優勝)】
1回戦 5-0 徳島商高(徳島)
2回戦 6-0 松山北高(愛媛)
準々決勝 3-1 韮崎高(山梨)
準決勝 3-1 明星高(大阪)
決勝 1-0 浦和市立高(埼玉)
【61年度(1回戦敗退)】
1回戦 2-3 甲賀高(滋賀)
【60年度(4強)】
1回戦 7-0 延岡向洋高(宮崎)
2回戦 4-1 明星高(大阪)
準々決勝 2-1 島原商高(長崎)
準決勝 0-3 浦和市立高(埼玉)
【59年度(4強)】
1回戦 2-1 島原商高(長崎)
2回戦 2-1 日川高(山梨)
準々決勝 2-0 熱田高(愛知)
準決勝 0-1 明星高(大阪)
【58年度(8強)】
1回戦 2-0 延岡向洋高(宮崎)
2回戦 4-0 宇和島東高(愛媛)
準々決勝 0-1 教大附高(東京)
【57年度(8強)】
2回戦 6-0 鹿児島商高(鹿児島)
準々決勝 2-3 刈谷高(愛知)
【56年度(4強)】
2回戦 4-0 富山中部高(富山)
準々決勝 5-0 上野商工高(三重)
準決勝 1-2 日立一高(茨城)
【55年度(2回戦敗退)】
1回戦 2-1 関西高(岡山)
2回戦 2-3 韮崎高(山梨)
■その他、過去の主な全国大会成績
全国高校総体優勝2回(66、71年)、全国高校総体準優勝1回(01年)、全国高校総体4強1回(72年)、全日本ユース(U-18)選手権優勝2回(92、98年)
■登録メンバーリスト
1 GK 細川脩造(2年)
2 MF 山本純也(3年)
3 DF 松本尚(3年)
4 MF 成岡敬章(3年)
5 DF 久松真之(2年)
6 MF 渡邉航平(3年)
7 MF 神谷太智(3年)
8 MF 井手皓介(2年)
9 FW 山田盛央(3年)
10 MF 栗原健(3年)
11 FW 岩田寛生(2年)
12 MF 戸田裕人(3年)
13 FW 鈴木吾朗(2年)
14 MF 秋田賢吾(2年)
15 MF 若尾海(2年)
16 DF 尾崎文哉(2年)
17 GK 川島康希(3年)
18 GK 田中裕(2年)
19 FW 曽根大和(1年)
20 MF 藤森亮充(2年)
21 DF 村松正規(2年)
22 FW 友原樹(2年)
23 MF 山口晏侍(1年)
24 DF 斯波祐貴(3年)
25 DF 大塚新斗(2年)
26 DF 柴田大輔(3年)
27 DF 加藤太一(1年)
28 MF 増田俊介(1年)
29 DF 渡邊修平(1年)
30 FW 鈴木朋(1年)
▼関連リンク
【特設】高校選手権2015
連載:高校マン・オブ・ザ・マッチ2015
DAYS×ゲキサカ連動企画「全国のつくしを探せ!」特設ページ
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