[全日本ユース選手権]U-15代表のG大阪JY主将GK谷、PK苦手の守護神が“気迫止め”
ゲキサカ / 2015年12月26日 20時42分
[12.26 高円宮杯U-15 全日本ユースサッカー選手権準決勝 鹿島アントラーズジュニアユース 0-0(PK4-5) ガンバ大阪ジュニアユース 味フィ西]
スコアレスのまま迎えたPK戦。3人ずつが決めたが、先攻の鹿島アントラーズジュニアユースの4人目で登場したDF大川健のシュートが枠左に外れる。対するガンバ大阪ジュニアユースは5人全員が成功。G大阪JYはここ10年で実に4度目(2006、2007、2012年はいずれも優勝)の決勝戦に駒を進めた。
U-15日本代表の放つオーラだったのか。主将GK谷晃生はボールに触れることなく、PK戦勝利を手繰り寄せた。
実はPKが苦手なのだという。鴨川幸司監督が「晃生はPKはあまりうまくない」と話せば、本人も「得意ではないです」と認める。実際、今大会の関西大会では準々決勝のセレッソ大阪和歌山戦がPK戦までもつれ込んだが、控えGKが出場したほどだった。
ただこの試合でチームは、主将の意地に託していた。結果的に谷がPKを止めるということはなかったが、相手の失敗を誘発。鴨川監督は「日本代表の念力で外したということでいい。それも実力」。MF奥野耕平からも「気迫で枠外に飛ばしたのかな」と冗談が出たが、チームメートからは主将の存在感を称える声が聞かれた。
タイトルまであと1勝。決勝は大阪ダービーに決まり、普段にも増して負けられない一戦になった。「夏のクラブユースで(4強で)負けたのが悔しかった。その時から冬は絶対に優勝してやろうと思った」と気合十分に話す谷。決勝のPK戦の可能性についても「もしなったら、止めます」と力強く宣言。「練習しないとね」という問いかけにも、元気よく「はい」と答えて会場を後にした。
(取材・文 児玉幸洋)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
[関東 ROOKIE LEAGUE]「気持ちがあれば絶対勝てる」。矢板中央CB石井琉偉は憧れの“赤い壁”の中心選手へ
ゲキサカ / 2024年4月23日 10時31分
-
韓国戦スタメン発表! 野澤大志ブランドン、半田陸、田中聡が今大会初出場…勝てばインドネシアと準々決勝
超ワールドサッカー / 2024年4月22日 20時58分
-
【パリ行きの命運を託された23選手】”驚き”の招集も190cmの長身と冷静な判断力でGKチームに刺激をもたらす、山田大樹
超ワールドサッカー / 2024年4月13日 21時0分
-
[プレミアリーグEAST]市立船橋高登録メンバー
ゲキサカ / 2024年4月12日 20時35分
-
[プレミアリーグEAST]鹿島アントラーズユース登録メンバー
ゲキサカ / 2024年4月12日 17時3分
ランキング
-
1「だいぶ痩せた」「心配だな」スタッド・ランス公式がアップした伊東純也の最新の姿に心配の声…「めっちゃ細い気がする」
超ワールドサッカー / 2024年5月9日 21時10分
-
2「マドリード優勝の不正操作」 CL“幻ゴール”誤審疑惑が海外物議…「ルール違反」と監督激怒
FOOTBALL ZONE / 2024年5月9日 20時20分
-
3「新しい宇野昌磨見せてほしい」 かつて指導の山田満知子コーチら
共同通信 / 2024年5月9日 19時17分
-
4大谷翔平のおかげで電話鳴りやまず「何が起きた?」 岩手愛に感謝の地元企業「野球一筋という印象が…」
THE ANSWER / 2024年5月9日 15時49分
-
563年間でわずか5人…大谷翔平が突入した“聖域” メジャー史で輝く「.370&25」の凄み
Full-Count / 2024年5月9日 18時34分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください