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中学時代から澤を指導するINAC監督「最後に決めるところは持っているなと」

ゲキサカ / 2015年12月27日 16時48分

[12.27 皇后杯決勝 新潟L 0-1 I神戸 等々力]

 指揮官もチームメイトもレジェンドを称えた。2年ぶり5度目の皇后杯優勝を飾ったINAC神戸レオネッサの松田岳夫監督は試合後のインタビューで「最後、澤がああいう形で決められたことは最高だと思う」と、今季限りでの現役引退を表明しているMF澤穂希の決勝点を素直に喜んだ。

 0-0で迎えた後半33分、MF川澄奈穂美の右CKからヘディングシュートで有終の美を飾る優勝決定弾を決めた澤。今月16日に現役引退を発表してから皇后杯3試合を戦い、優勝へと駆け上がった。

 澤が中学2年生のときから読売ベレーザのコーチとして指導してきた松田監督は「澤を中心に今まで以上に一つになれたと思う」と感謝し、澤へのメッセージを聞かれると、「お疲れさまでした。最後に決めるところは持っているなと。常に全力でやってきた結果だと思う」とねぎらった。

 また、FW大野忍も「澤さんのためにも優勝しかなかったし、それしか考えてなかった」とコメント。「澤選手自身が点も決めて、素晴らしい結果になったと思う」と、現役最終戦という特別な試合で自らゴールを決めた大先輩に脱帽していた。
●第37回皇后杯特設ページ

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