[MOM1642]明秀日立MF小磯克文(2年)_スーパーサブ再び輝く!全国初出場決定弾に続き、全国初勝利もたらすV弾
ゲキサカ / 2015年12月31日 20時30分
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[12.31 全国高校選手権1回戦 明秀日立高 2-1 四日市中央工高 駒沢]
明秀日立高を全国初出場へ導いた左足が今度は全国初勝利をもたらした。明秀日立は1-1の後半14分、この日同点ゴールを決めているFW本田光(3年)に代えてMF小磯克文(2年)を投入。166cmの小柄なドリブラーが後半28分に決勝点を決めた。
右サイド深い位置まで攻め込んだ明秀日立は細かくボールを繋いでDFの動きを止めると、最後は「トラップが思ったよりも上手くいった」という小磯が左足シュートを左隅へねじ込んだ。ゴールを確認すると背番号20はベンチへ向けてダッシュ。茨城県予選決勝も交代出場で決勝点となる左足シュートを決めているMFが再びチームを救った。
萬場努監督が「(小磯投入は)いつもやっている形なので躊躇なく。サイドで突破した時に中が薄くなっていたのでそのままゴールに向かっていけるスピードがあった方がいいと思った」と起用理由を語ったが、その期待にゴールで応えた。予選から2試合連続での大仕事。本人は「得点を多く取るような選手ではない。昔からシュートが苦手で……」と苦笑いしていたが、指揮官は「何かあるんだと思います」と口元を緩めていた。
小磯はチームトップとも言えるほどのキレを持つ高速ドリブラー。福島県いわき市出身で当初は中学卒業後に東京の高校へ進学するつもりだったという。だが、中学3年時の夏に骨折して練習会などに参加できず。「家から通えるところで全国目指そうと思って」茨城県北部に位置し、自宅から通うことのできる明秀日立に進学した。そこで「小学校入学からずっと見ていて本当に一回は出たいという大会」である選手権に自らの決勝ゴールで出場を決め、その舞台で「思ったよりも嬉しい。違いますね。予選とは」という決勝ゴールも決めた。
乗りに乗っているスーパーサブはこの日、持ち味のドリブルで目立つことはできなかったが、「(ドリブルは)次に取っている?」との問いに「そう思いたいですね」と微笑。次は持ち味も発揮しつつ、予選からの3戦連発で三度チームに白星をもたらす。
(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
【特設】高校選手権2015
連載:高校マン・オブ・ザ・マッチ2015
DAYS×ゲキサカ連動企画「全国のつくしを探せ!」特設ページ
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
初出場・東海大相模に国立切符もたらしたMF高畑旺崇、味方のシュートを「止める、蹴る」逆転ゴール
ゲキサカ / 2025年1月4日 20時17分
-
大舞台での勝負強さは健在…選手権初ゴールの柴田健成、エンブレム誇示は「リスペクトする選手」のゴールパフォ
ゲキサカ / 2025年1月3日 19時20分
-
ちょうど1年前に敗れた「1月2日のPK戦」のリベンジ完遂!明秀日立は帝京との激闘を制して全国8強へ勝ち名乗り!
ゲキサカ / 2025年1月2日 23時5分
-
「絶対にやってやる」の思いを表現。静岡学園は初先発のドリブラー、MF加藤佑基がGKをかわして先制ゴール
ゲキサカ / 2025年1月2日 20時26分
-
明秀日立がPK戦制しベスト8へ!15大会ぶり出場の帝京は執念で追いつくも3回戦敗退【全国高校サッカー選手権大会】
超ワールドサッカー / 2025年1月2日 16時10分
ランキング
-
1甲斐拓也はなぜ巨人を選択したのか 前ソフトバンク監督が語った「真相」...球団側は「残ってもらいたかった」
J-CASTニュース / 2025年1月15日 16時22分
-
2大谷翔平は3位 MLBが2020年代の盗塁数ランキングを発表 1位は23年MVP・シーズン70盗塁男
日テレNEWS NNN / 2025年1月15日 16時0分
-
3異国で受けた屈辱「そこは俺の席」 体育座りで12時間…車中で誓った「絶対見返す」
Full-Count / 2025年1月16日 7時10分
-
4朗希との契約“解禁” ボーナスプール新年度迎え契約締結可能に ドジャースなど3球団が有力候補
スポニチアネックス / 2025年1月15日 23時1分
-
5ドジャース・大谷&山本らバッテリー組が2・12キャンプ初日 各球団キャンプ日程発表
スポニチアネックス / 2025年1月16日 2時31分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください