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[選手権]終了間際の豪快ヘッド!矢板中央、逆転で2回戦へ!

ゲキサカ / 2016年1月1日 8時15分

 そして迎えた後半40分。左CKを得た矢板中央はこちらも途中投入のFW人見拓哉(3年)がキックを蹴る。大分のマークは当然、森本と星に集中。しかし、ボールは彼らが構えるファーでなくニアへ。そこへ飛び込んだ真下が豪快なヘディングを決めて試合を決した。矢板中央サイドからすれば、前半終了間際にやられたことを、後半終了間際にやりかえした形だ。
「後半勝負で前半はロースコアの展開に持ち込む。先制はされましたが、結果的にプラン通りでした。うちはセットプレーが得点源。決勝ゴールの形もいくつかあるうちのパターンのひとつでした」と高橋監督も満足気だ。

 大分の朴監督は「相手の方がたくましかった。スローインを武器にするようなサッカーもありだな、と。負けて悔いがあるわけではないですが、1、2年生が多いチームなので、これから今回のようなサッカーをしてくる相手に対応できるようにしたい」と早くも課題を発掘。先制点を決めた古田も「後半は森本選手に好き放題やらせてしまった。自分たちはまだ走り込みがたりない。全国では体の強さの必要性を痛感しました」と試合を振り返る。どうやら、チーム全員に共通して見えてきた課題があるようだ。

 一方、「星、川上、真下、森本…。身体能力の高い特徴あるおもしろいチームになった」と高橋監督は言う。声も非常に出るチームでもある。その身体能力と強い気持ちが合致した時、この試合のような劇的シーンを生み出す可能性は高い。ポテンシャルが高いことはわかった。あとは全開となるかどうか。それが選手権上位進出のカギとなる。

[写真]勝利を喜ぶ矢板中央の星(左)と森本
(写真協力『高校サッカー年鑑』)

(取材・文/伊藤亮)

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