1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

[選手権]“3年間西が丘無敗”國學院久我山がラストプレー同点弾など驚異の粘り見せた明秀日立をPK戦で退ける

ゲキサカ / 2016年1月2日 20時28分

 勢いは明秀日立か。しかし、その前に1年生GKが立ちはだかった。國學院久我山のGK平田周(1年)は明秀2人目石川のシュートを右に飛んでストップ。同3人目では劇的弾を決めた小池が登場するが、左に飛ぶと、ボールはポストを叩いて外れる。後攻の久我山が3人全員が成功させたのに対し、明秀は4人目の吉田も失敗。吉田のシュートが左に外れた瞬間、國學院久我山の3回戦進出が決まった。

 久我山は12月31日に行った1回戦の広島皆実戦も西が丘で行っている。実は國學院久我山、現3年生が入学してから、西が丘では無敗、無失点を継続させていたのだという。無失点こそ残念ながら途絶えたが、無敗は継続。PK2本を止めて勝利の立役者となった平田は、「3年生は3年間西が丘で負けていないことにに強いこだわりがあった。続けられてうれしい」と記録樹立を喜んだ。

 全国16強。次戦、神戸弘陵戦を行う駒沢陸上競技場は、昨年度の大会でも3回戦で使用し、京都橘高にPK負けを喫した“鬼門”でもある。清水恭孝監督は「過去最高ベスト8まで行っているが、3試合しか試合をしたことがない。今年は4試合やろうと言っている。西が丘は無敗で終わることが出来た。次は鬼門の駒沢にチャレンジしたい」と力を込めた。

 ラスト4分から2点差を追いつく驚異の粘りを見せた明秀日立だが、一歩、いや半歩届かなかった。萬場努監督は「出来れば前半15分で先制したかった。相手が嫌がっていたのは分かった」と立ち上がりを悔やむ。ただ、今大会は初出場ながら、1回戦では名門・四日市中央工高を破る波乱を演じるなど、存在感は示すことが出来た。その点に関しては指揮官も、「挑戦者としての戦いは示せた」と清々しい表情を浮かべていた。

(写真協力『高校サッカー年鑑』)
(取材・文 児玉幸洋)▼関連リンク
【特設】高校選手権2015

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください