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[選手権]前回王者・星稜、中京大中京振り切り4大会連続8強へ

ゲキサカ / 2016年1月3日 21時31分

[1.3 全国高校選手権3回戦 星稜高 1-0 中京大中京高 浦和駒場]

 第94回全国高校サッカー選手権は3日、各地で3回戦を行い、浦和駒場スタジアムの第1試合では星稜高(石川)と中京大中京高(愛知)が対戦。前半をスコアレスで折り返した試合は、後半4分にセットプレーから先制した星稜が逃げ切って1-0の完封勝利を収め、4大会連続のベスト8進出を決めた。

 前半5分にシュートチャンスを迎えたのは星稜だった。右サイドのMF根来悠太(3年)のパスからPA内に進入したDF加藤貴也(3年)が鋭いシュートを放つが、好反応を見せたGK岩本大輝(3年)に弾き出されてしまう。その後も主導権を握って試合を進める星稜は同10分、味方の落としを受けた加藤が右足シュートで狙ったものの、ボールはゴール右に外れた。

 さらに前半13分にはCKからDF東方智紀(3年)がドンピシャのタイミングで放ったヘディングシュートがクロスバーを叩くなど、星稜がゴールを脅かし続ける。対する中京大中大は星稜の前線からのプレッシャーに苦しみ、最終ラインからロングボールを送る場面が多くなるが、星稜2CBの東方とDF岡田勇斗(2年)にはね返されてなかなか攻撃の形を作れない。

 しかし、徐々に敵陣深くまでボールを運ぶ場面を作り出すと、前半34分にはMF辻星哉(3年)のCKから、ゴール前のMF井村早良(1年)が狙うがネットを揺らすには至らなかった。さらに同39分にはFW柳完治(3年)の浮き球のパスから抜け出した井村がGK坂口璃久(3年)との1対1を迎えるが、シュートは距離を詰めた坂口にストップされてしまう。

 星稜の河崎護監督は優位に進めた前半をこう振り返る。「決定機を決められなかったですし、相手のカウンターを食らうところもあったので、負けゲームになりそうな雰囲気もありました。でも、0-0で折り返せたのは良かった」。

 そして、スコアレスのまま迎えた後半も立ち上がりから好機を生み出す。後半3分、坂口のフィードをFW大倉尚勲(3年)がヘッドですらし、PA内に走り込んだ加藤が左足で狙ったシュートは岩本にセーブされたものの、同4分にMF大橋滉平(3年)が蹴り出した鋭いFKの流れから最後は岡田が押し込んで星稜が先制に成功した。

 反撃に出たい中京大中京は後半5分、ミドルレンジから辻が強烈なシュートを枠内に飛ばしたが坂口に弾き出されてしまう。1点をリードした星稜も同10分、右サイドからボールを運んだ大蔵がミドルシュートでゴールを脅かしたもののクロスバーに弾かれ、さらに同13分には加藤が至近距離からシュートを狙うがゴール右に外れた。

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