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[選手権]「神がかっている」青森山田、後半AT2発で追いつきPK戦も制す

ゲキサカ / 2016年1月3日 23時34分

 2分後の後半アディショナルタイム4分、左サイドからのスローイン。再び廣末がゴール前に上がった。原山のロングスロー。廣末を含めた長身選手がニアサイドに飛び込んでいく中、ボールは密集地帯を越え、ファーサイドに流れてきた。合わせたのは165cmの吉田。ヘディングシュートがゴールネットを揺らし、2-2の同点に追いついた。

 試合はそのままPK戦に突入したが、流れは完全に青森山田に傾いていた。先攻の桐光学園は5人目の小川が廣末に止められ、万事休す。5人全員が成功した青森山田がPK5-4で競り勝ち、準優勝した09年度大会以来となる準々決勝進出を決めた。

 1回戦の大社戦(3-2)も2点ビハインドから3点を取って3-2の逆転勝利を飾った青森山田。黒田監督は「2点差をひっくり返すことはなかなかないが、そういう雰囲気を持ったチームであるのは間違いない。今年は本当に神がかっている」と、興奮気味に語った。「今年のチームは今までになくチームワークが良く、負けん気が強い。僕自身、何としても勝たせたいと思うチーム」。MF柴崎岳(鹿島)らを擁しても届かなかった選手権制覇。“奇跡のチーム”には、悲願成就を予感させる何かがある。

(写真協力『高校サッカー年鑑』)

(取材・文 西山紘平)
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