[MOM1676]明徳義塾MF三田村基俊(3年)_導火線に火をつけた「驚き」のダイビングヘッド
ゲキサカ / 2016年1月4日 1時55分
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[1.3 全国高校選手権3回戦 各務原高 0-3 明徳義塾高 浦和駒場]
PK戦もチラつき始めた後半39分、試合はついに動く。直前に訪れた絶体絶命の危機をしのいだ明徳義塾高(高知)が敵陣深くまで攻め込むと、右サイドを軽やかなドリブルで突破したMF佐々木敦河(2年)の低い弾道のクロスをゴール前のMF三田村基俊(3年)がダイビングヘッドで突き刺して、値千金の先制弾を叩き込んだ。
「PK戦になるのかなと思っていました」。そう振り返った三田村だが、集中力を途切れさせることなく、足を止めることなく、きっちりとゴール前にポジションを取っていた。この得点場面を小松晃監督も「敦河があそこまで切れ込めたこと、三田村が詰めていたことは普段の練習から手を抜かずにやってきたからこそ」と称賛する。
この1点が攻撃陣の導火線に火をつけると、後半アディショナルタイムにはMF土家壮太(2年)とFW大田陸(2年)が追加点を奪い、終盤の一気の3得点でチームは初のベスト8へと駒を進めることになった。
殊勲の一撃を沈めた背番号7は「自分が決めたいとは思っていましたが、まさか本当に決められるとは思っていなかったですし、ビックリしました」と驚きを隠せない様子だったが、「でも、ゴールを決めて、チームに勢いが出て良かったです」と白い歯を見せた。
次戦は2日後、前回王者の星稜高(石川)と対戦する。「全国に出ても格上の相手ばかりですし、失うものは何もないので逆にやりやすいかもしれません。自分たちのできることを全部出し切り、勝ちに行くつもりで頑張ります」と闘志を燃やした。
(取材・文 折戸岳彦)▼関連リンク
【特設】高校選手権2015
連載:高校マン・オブ・ザ・マッチ2015
DAYS×ゲキサカ連動企画「全国のつくしを探せ!」特設ページ
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
小川航基が初挑戦のエールディビジで10ゴール達成! チームはズヴォレとドローもMOTMに選出
超ワールドサッカー / 2024年4月15日 21時20分
-
[MOM4665]神戸U-18MF濱崎健斗(2年)_前節で味わったPK失敗からの名誉挽回。2点を演出してチームを勝利に導いた新10番のさらなる成長欲
ゲキサカ / 2024年4月15日 21時15分
-
小川航基が欧州挑戦1年目でリーグ2桁ゴール達成!! ズウォレ戦でダイビングヘッド&PKの2発
ゲキサカ / 2024年4月15日 8時54分
-
[MOM4662]昌平MF三浦悠代(3年)_ 「頭でサッカーが凄くできている」。元代表FWの玉田監督も称賛、小柄なMFが交代出場で2発!
ゲキサカ / 2024年4月14日 1時28分
-
[MOM941]流通経済大MF藤井海和(4年)_激震走ったチームを開幕戦逆転勝利に導くVヘッド
ゲキサカ / 2024年4月8日 20時33分
ランキング
-
1巨人・阿部監督 0―0ドローも「今日は勝ったね、勝ちました」 無得点は「僕のせい…すみません」
スポニチアネックス / 2024年4月19日 22時30分
-
22位上野菜々子「体の調子は良くなかった」 それでも好発進を決めた意外な理由「ちょうどよかった」
THE ANSWER / 2024年4月19日 19時4分
-
3【明らかになった水原一平容疑者の手口】大谷翔平の口座を第三者の目が及ばないように工作か 仲介した仕事でのピンハネ疑惑も
NEWSポストセブン / 2024年4月19日 7時13分
-
4【ソフトバンク】山川穂高〝驚速〟の4号3ラン メジャー一流クラスの打球速度182キロ
東スポWEB / 2024年4月19日 20時40分
-
5【日本ハム】サヨナラ勝ちに新庄監督「2年間で全員が成長しまくった。本当強いチームになってきてます」
スポーツ報知 / 2024年4月19日 23時21分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください