元日本代表DF闘莉王が名古屋退団…現役続行について明言せず
ゲキサカ / 2016年1月9日 15時44分
名古屋グランパスは9日、元日本代表DF田中マルクス闘莉王(34)が退団することを発表した。
闘莉王は10年に浦和から加入。移籍初年度には29試合6得点と名古屋のJ1初優勝に貢献した。昨季はシーズン途中からFW起用されるなど、30試合で5得点を記録した。闘莉王は退団に際し、以下のように公式サイトを通じて声明を発表している。
「名古屋グランパスのファン・サポーター、パートナー企業、そしてスタッフの皆様、6年間大変お世話になりました。名古屋での6年間を振り返ると様々な思い出があります。私が移籍してきた2010年、名古屋グランパスはJリーグ初優勝を遂げることができました。移籍後最初のシーズンで優勝できたことは、私にとって非常に思い出深い出来事です」
「2011年には、東日本大震災が発生しました。地震が発生したのは、私たちがアウェイの仙台戦に向かう移動中のことでした。震災後、東北出身のJリーガーが集まって、『東北人魂』という支援プロジェクトをスタートさせ、今も東北の子供たちに対し、サッカーを通した地道な支援活動を続けています」
「私も水戸ホーリーホックに在籍した経験もあることから、楢崎選手と一緒に、被災した茨城県水戸市の子供たちを慰問しました。その後、愛知トヨタさんのご支援で、東日本大震災のためのチャリティオークションにも協力することができました」
「2014年、2015年は西野監督のもと、キャプテンに指名されましたが、期待された成績をあげることができず、本当に申し訳なく思っています。また、昨年は、私が最初にプロ選手として加入したサンフレッチェ広島が、Jリーグ優勝とクラブワールドカップ3位という偉業を達成しました。広島の森保監督は『平和と命の大切さ』をメッセージとして世界に発信しましたが、私も人として何が大切かを教わりました」
「2016年、名古屋グランパスは大変革の年と位置づけています。広島で2年、水戸で1年、浦和で6年、そして名古屋で6年、プロサッカー選手として闘い続けてきました。今回、ブラジルに帰ってゆっくり考える時間を持ち、私自身が変わらなければいけないという想いに達しました。名古屋グランパスのファン・サポーター、パートナー企業、そしてスタッフの皆様に、あらためて心から感謝申し上げます」
●2016年Jリーグ移籍情報
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