[選手権]「優勝しかない!」後半ATの劇的弾、國學院久我山が青森山田下し初の決勝へ!!
ゲキサカ / 2016年1月9日 20時54分
[1.9 全国高校選手権準決勝 青森山田1-2國學院久我山 埼玉]
第94回全国高校サッカー選手権大会は9日、埼玉スタジアムで準決勝を行い、第2試合では國學院久我山高(東京A)が青森山田高(青森)を2-1で下し、初の決勝に勝ち進んだ。第1試合を制した東福岡高(福岡)との決勝戦は11日、場所は同じく埼玉スタジアムで14時5分にキックオフする。
2009年度大会以来6年ぶりの決勝進出を目指す青森山田の布陣は4-5-1。GKは廣末陸(2年)、DFラインは右からDF原山海里(3年)、DF近藤瑛佑(3年)、DF常田克人(3年)、DF北城俊幸(3年)。アンカーにMF住永翔(2年)が入り、1列前にMF高橋壱晟(2年)とMF神谷優太(3年)が並ぶ。右MFは豊島祐希(3年)、左MFは嵯峨理久(2年)が務め、1トップにはFW鳴海彰人(2年)が入った。
対する初の4強に勝ち進んだ國學院久我山。東京勢としては1998年度の帝京高以来、決勝進出自体も東京勢としては帝京高以来2校目となる快挙を目指した。布陣はこちらも4-5-1。GK平田周(1年)、DFラインは右からDF宮原直央(3年)、DF野村京平(3年)、DF上加世田達也(1年)、DF山本研(3年)、ダブルボランチにMF知久航介(2年)とMF鈴木遥太郎(3年)が入り、2列目は右からMF内桶峻(3年)、MF名倉巧(2年)、MF小林和樹(3年)。1トップはFW澁谷雅也(2年)が務めた。
最初に敵陣を崩したのは青森山田だった。今大会注目を集める原山のロングスローでチャンスを見出すと、前半14分、右サイドから入ったロングスローをニアで常田がそらす。これを鳴海が頭で流し込み、幸先よく先制に成功した。
ただ大声援に押される國學院久我山もすぐに反撃に出る。前半20分の左サイドから切り込んだ小林のシュートはGKの右手一本で阻まれるが、同25分、再三いい突破を見せていた名倉が左サイドを抜けると、マイナスクロスを野村が頭で合わせて、試合を振り出しに戻した。
同点となったゲームは一進一退の展開が続く。前半33分に青森山田が自陣からのFKの流れで放った嵯峨の反転ボレーがクロスバーを叩けば、同40分には今度は國學院久我山の野村のヘッドがクロスバーを直撃。互いに譲らないまま、前半を1-1ドローで折り返した。
後半、最初に動いたのは青森山田。開始と同時に嵯峨を下げてFW田中優勢(3年)を投入。同13分には豊島に代えてMF吉田開(3年)を送り込む。しかし同12分の右クロスから神谷が決定機を迎えるが、GK平田の渾身のセーブに遭い、押し込めない。同18分のゴール正面のFKも、神谷のシュートは枠左に外れる。同22分の左CKの流れから蹴った神谷のミドルもクロスバーに嫌われた。
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
U-23日本代表が決勝トーナメント進出! UAE撃破で連勝、第3節・韓国戦を前にGL突破が決定
ゲキサカ / 2024年4月20日 2時37分
-
立教大新入部員にリーグ開幕戦出場のFW吉田、MF飯村、FW高山、DF田中ら
ゲキサカ / 2024年4月9日 19時14分
-
青山学院大新入部員に岡山学芸館MF田口主将、日大藤沢CB國分、桐蔭学園MF谷&山本ら
ゲキサカ / 2024年4月9日 18時2分
-
“雑草”青森山田が自信に繋がる1勝!プレミアEAST開幕戦で市立船橋に2-0勝利!
ゲキサカ / 2024年4月6日 23時59分
-
筑波大が新入部員発表。ともにU-19代表の横浜FMユース左SB池田やC大阪U-18MF清水らが関東王者のいち員に
ゲキサカ / 2024年4月2日 19時1分
ランキング
-
1大谷翔平は「クレイジーだ」 異次元数値連発も…ド軍4番が称賛する“真摯な取り組み“
Full-Count / 2024年4月26日 9時15分
-
2《大谷翔平の伝記絵本》水原一平容疑者の姿が消失、出版社は「協議のうえ修正」 大谷はトラブル再発防止のため“側近再編”を検討中
NEWSポストセブン / 2024年4月26日 7時15分
-
3開催国カタール、敗戦後に「紳士の振る舞い」 地元サポが勝利の日本へ拍手で称賛「いい国だ」
FOOTBALL ZONE / 2024年4月26日 1時57分
-
4ド軍指揮官 次戦の敵地Bジェイズ戦で大谷は「歓待を受けるべき」FA騒動も「彼が何かしたわけでない」
スポニチアネックス / 2024年4月26日 5時22分
-
5松坂大輔氏、横浜高校時代“最もキツかった練習”を告白「2度とやりたくない」
Sirabee / 2024年4月26日 10時30分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください