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「ドイツに行って良かった」C大阪復帰の丸岡満が語るドルトムント、香川真司、そしてリオ五輪

ゲキサカ / 2016年1月14日 11時57分

 ドイツで培った経験のすべてをセレッソ大阪のJ1復帰にぶつける。C大阪U-18からトップチーム昇格が内定した直後の14年1月、ドルトムントへの期限付き移籍が発表されたMF丸岡満。Jリーグを“経由”せず、いきなり海外に挑戦すると、14年9月20日のマインツ戦に途中出場し、ブンデスリーガデビューを果たした。トップチームでの公式戦出場はこの1試合だけだったが、主に下部組織であるU-23チームでプレーした2年間は貴重な経験になった。今夏のリオデジャネイロ五輪出場も視野に入れ、“日本復帰”を決断した20歳のアタッカーがゲキサカのインタビューに応じた。

―ドイツでの2年間はどんな経験になりましたか? 昨年10月にはそれまでU-23の監督を務めていたダービト・ワグナー氏が退任する監督交代もありました。
「ワグナー監督はどちらかというと技術より当たりの部分や激しさ、熱さを大事にする監督でした。試合の中でもボール回しはほとんどなくて、ロングボールや空中戦の戦いが多かったですね。監督が代わってからはサッカーのスタイルもトップチームと同じようになって、11月には僕自身、リーグ戦で2点取ることができました。ポジションもそれまではボランチをやることが多かったんですが、トップチームと同じ4-3-3のウイングになって、やりやすかったですね。トップチームのトーマス・トゥヘル監督からセカンドの監督に『ミツはトップチームでこのポジションをやっているからセカンドでもこのポジションで使ってくれ』と言ってくれていたみたいで、そこで結果を出せたことは良かったと思っています」

―ドイツでの生活にも馴染んでいたようですが、ドイツ語は香川真司選手とどちらが上手でしたか?
「間違いなく僕ですね(笑)。香川選手はチームの中でいつも英語を使っているんです。一番困るのは、僕がトップチームに行ったときに香川選手が僕に英語で話しかけてくることでしたね。僕がドイツ語で『ドイツ語でしゃべってください』と返すと、『あ、お前ドイツ語しゃべれるんだな。忘れてた』って(笑)。僕は1年半、家庭教師をつけてドイツ語を勉強しましたが、最後の半年間は英語でドイツ語を勉強していました」

―適応力には自信が付いたのではないですか?
「どこに行ってもやっていける自信はありますね。大阪に3年間住んでいたので、たまにドイツ語でボケてチームメイトを笑わせたりしていました。トップチームの合宿でスイスに行ったときも『カンナムスタイル』を踊りましたからね。チームに韓国人選手がいるのに、なぜか僕に回ってきて(笑)。ロイスやオーバメヤンが動画で撮影していましたが、爆笑してましたよ」

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