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主将としてU-23代表を牽引したMF遠藤航も涙「決勝点が入った時点で泣きそうになった」

ゲキサカ / 2016年1月27日 11時8分

主将としてU-23代表を牽引したMF遠藤航も涙「決勝点が入った時点で泣きそうになった」

[1.26 リオデジャネイロ五輪アジア最終予選準決勝 U-23日本 2-1 U-23イラク アブドゥッラー・ビン・ハリーファ・スタジアム]

 キャプテンとして大きなプレッシャーがあったのは間違いない。6大会連続となる五輪出場を決め、プレッシャーから説き離れたU-23日本代表のキャプテンは目を赤くし、鼻をすすりながら試合後のインタビューに答えていた。

「厳しい戦いになるのは間違いないとわかっていました」とMF遠藤航(浦和)が語るように、日本は前半26分にFW久保裕也(ヤングボーイズ)が先制点を挙げるも、同43分に追いつかれ、後半も押し込まれる時間帯が続いた。それでも後半アディショナルタイム3分、MF原川力が左足ミドルを決め、2-1で劇的な勝利をおさめた。

「最後は点を取ってやるというみんなの気持ちが乗り移った(原川)力のゴールだったと思います。残り時間も少なかったので、入った時点で泣きそうになっていたんですけど、全員で喜んで、うれしかったです」

 ホッとした表情を見せた遠藤。日本は過去2戦2敗と苦しめられたイラクにリベンジを果たし、五輪への出場権を獲得した。「本当にいろんなプレッシャーがある中で自分がキャプテンとして何ができるかということを考えながらプレーしたつもりで、なかなかうまくいかないこともありましたけど、しっかりこの大会で結果を残せて、今、リオ五輪を自分たちの手で獲得できたことは本当にうれしいです」

 無事、五輪出場を決めることができたが、まだ今大会の戦いは終わっていない。30日にカタール対韓国の勝者とアジア王者をかけて決勝戦を戦う。「優勝してオリンピックに行くだけなので、最後の試合しっかりいい結果を残して日本に帰りたいと思います」とキャプテンは意気込みを語り、最後は「熱い声援を日本から送ってください」とサポーターへ呼びかけた。

●AFC U-23選手権2016特集

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