大きなプレッシャーから解放されて…U-23代表DF室屋「試合に勝って初めて泣いた」
ゲキサカ / 2016年1月27日 12時38分
[1.26 リオデジャネイロ五輪アジア最終予選準決勝 U-23日本 2-1 U-23イラク アブドゥッラー・ビン・ハリーファ・スタジアム]
試合終了のホイッスルが吹かれる。MF原川力(川崎F)が後半アディショナルタイムに奪った劇的な決勝ゴールで2-1の勝利を収めたU-23日本代表は、6大会連続で五輪出場権を獲得。歓喜が訪れ、これまで張りつめていた糸が切れた瞬間、DF室屋成(明治大)の目からは涙がこぼれた。
予選を通じて「自信を持てるようになった」室屋は、14年8月の手倉森ジャパン初招集以降「一番成長したと思っている」守備で、準決勝イラク戦でも存在感を発揮する。スピードに乗って攻め込んでくる相手に対しても冷静に、そして粘り強く対応して「相手をうまく抑えられたと思う」と自サイドからの突破を許さなかった。
前半26分にFW久保裕也(ヤングボーイズ)の得点で先制しながらも、同43分に同点に追い付かれてしまう。しかし、「サッカーなので失点することは必ずあります。ネガティブにならず、その後も落ち着いて試合を運べた」と振り返るように、失点後も崩れなかったチームは、後半アディショナルタイムの原川のゴールで勝利を、五輪出場権をもぎ取った。
「初めてサッカーの試合に勝って泣いた」。自然とこぼれ落ちる涙。それだけ、大きなプレッシャーと戦っていた。「絶対に五輪出場を決めないといけない中で、すごい責任感があったし、プレッシャーもありました。ただ、やっとその目標を達成できた。本当にうれしい」。リオへの切符をしっかりと手に入れ、大きなプレッシャーから解放された男に安堵の表情が浮かんだ。
(取材・文 折戸岳彦)
●AFC U-23選手権2016特集
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
[MOM984]阪南大DF金子光汰(3年)_下剋上の夏物語は“下剋上の男”のV弾で完結
ゲキサカ / 2024年9月16日 8時33分
-
五輪から帰還後…「仕事できていない」 パリ戦士の嘆き、崖っぷちの苦境下で「まだ足りない」
FOOTBALL ZONE / 2024年9月14日 13時30分
-
【W杯アジア最終予選】韓国 孫興民が決勝弾!ホンミョンボ新監督就任2戦目で初勝利飾る
スポニチアネックス / 2024年9月11日 1時10分
-
まだ見ぬW杯出場へ最終予選白星発進のウズベキスタン…中心選手が心境吐露「プレッシャーと不安もある」
超ワールドサッカー / 2024年9月7日 22時20分
-
日本と北朝鮮は「アジアのヘビー級」 2戦10発超え…FIFAも驚異の攻撃力を絶賛「圧倒的」
FOOTBALL ZONE / 2024年9月6日 15時35分
ランキング
-
1記録ずくめの大谷翔平が「タッチの差」で唯一逃した大記録 3発、6安打、10打点で「51―51」も
スポーツ報知 / 2024年9月20日 14時49分
-
2元大関・貴景勝が現役引退を発表 年寄・湊川を襲名 大関在位30場所 首など度重なるけがに泣く…21日に会見
スポーツ報知 / 2024年9月20日 18時29分
-
3大谷翔平「50-50」でも満場一致MVPは無理? MVP有力視も「僅差」予想...韓国メディア
J-CASTニュース / 2024年9月20日 14時59分
-
4「野球史上最高の日だ!」大谷翔平が「50-50」の歴史的偉業を達成するまでの軌跡
日刊SPA! / 2024年9月20日 15時48分
-
5《破局後に即ブロック》バレー女子日本代表監督・眞鍋政義氏、不倫相手に「チームの内部情報」を漏洩か「あいつはあれと付き合ってんねん」 本人は不倫を否定
NEWSポストセブン / 2024年9月20日 16時21分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください