[ニューイヤー杯]沖縄ラウンドは東京Vに快勝の琉球が首位浮上!F東京は札幌に逆転勝ち
ゲキサカ / 2016年1月27日 20時43分
ニューイヤー杯の沖縄ラウンド第2戦が27日に行われ、FC琉球が東京ヴェルディを2-0で下した。第2試合ではFC東京がコンサドーレ札幌に2-1で逆転勝ち。この結果、勝ち点4で琉球とF東京が並んだが、得失点差で琉球が首位に立った。
琉球は前半11分、自陣でパスカットしたMF田辺圭佑のロングボールにMF藤澤典隆が反応。裏に抜けると、ループシュートが前に出たGK柴崎貴広の頭上を抜いて、ゴールネットに収まった。
琉球の追加点は後半30分、左サイドのCKがファーに流れると、MF朴利基が角度のないところから押し込む。胸トラップから素早く振り抜かれたシュートはGKの脇を抜けてゴールネットを揺らした。
J2相手に快勝した琉球の金鍾成監督は「課題が出ていることが順調。課題を出してそこを修正してという繰り返しをしてチームをレベルアップさせていきたい」と更なる強化への意気込みを語る。
一方の東京Vの冨樫剛一監督は、「紅白戦とか自分たちの試合だけでは出ない課題が出た。去年の課題がそのまま出て非常にもったいないなと思う。惜しい場面もあったがそのリスタートでやられたりと、非常に悔しい」と話した。
第2試合ではFC東京と札幌が激突。まずは前半3分に札幌が試合を動かす。DFラインの連係ミスを突いたFW都倉賢がそのまま持ち込み先制点を奪った。
しかしF東京も落ち着いて試合を進めると前半40分、FW阿部拓馬がエリアぎりぎりのところで倒されてFK獲得。ペナルティーアーク内からのFKを得ると、MF水沼宏太が直接蹴り込み、前半のうちに試合を振り出しに戻した。
そして後半25分、F東京は左サイドをパス交換で抜けたMF幸野志有人のクロスからMF羽生直剛がシュート。GKに止められるが、FWネイサン・バーンズが押し込み、逆転に成功した。
試合後にインタビューに答えた札幌の四方田修平監督は、「良き頑張ったと思う。少しの差だが、内容に大きく出るなと感じた。奪い切れるかどうか、そして奪った後に失わずに攻撃に移れるかどうかで守らなければいけなかった。そこを改善したい」。
対する“監督復帰後初勝利”を逆転で飾ったFC東京の城福浩監督は、「不用意な最初の失点は反省しなければいけないが、何とか前半のうちに追いつけたので、後半にうまく入ることが出来た。今日の試合まではシステムもメンバーも変えながらと思っていた。いろんなものが見えて良かった」と話した。
第3戦は30日に行われ、琉球は札幌、F東京は東京Vと対戦する。
●2016シーズンJリーグ全クラブ練習試合
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