「怒り心頭だった」…先勝にも不満気のパリSGブラン監督

[2.16 欧州CL決勝T1回戦第1戦 パリSG 2-1 チェルシー]

　初戦を制しながらもパリSGのローラン・ブラン監督は不満気だ。

　16日に行われた欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦でチェルシーとホームで対戦したパリSGは、前半39分にFWズラタン・イブラヒモビッチの直接FK弾で先制。前半終了間際にMFジョン・オビ・ミケルのゴールで同点に追い付かれながらも、後半33分にFWエジソン・カバーニが決勝点を奪い、2-1の勝利を収めた。

『uefa.com』によると、指揮官は決勝ゴールを奪ったカバーニについて、「心から祝福するよ。彼は素晴らしい才能に恵まれた選手だ。これまで苦しい日々を乗り越えてきたけど、このゴールで自信を取り戻せるように願っているよ」と語っている。

　勝利は手にしたものの、前半終了間際の失点にはおかんむりだ。「ハーフタイムには怒り心頭だったよ。あと数秒で前半終了というところで同点ゴールを許してしまったからね」と唇を噛み、さらに2-1というスコアにも「1点差という結果には、我々の素晴らしいパフォーマンスが正しく反映されていない」と悔しさを滲ませた。

　3月9日にチェルシーのホームで行われる第2戦に向けて、「我々も守らなければならないので簡単ではないけど、敵地でもゴールを奪う力はあるよ」と語り、敵地でも勝利を手にしようとしている。

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