通算成績勝ち越し狙った日本高校選抜対U-18Jリーグ選抜は互いに譲らずドロー
ゲキサカ / 2016年2月20日 12時14分
[2.20 NEXT GENERATION MATCH U-18Jリーグ選抜 1-1 日本高校選抜 日産ス]
Jクラブユースと高体連の代表選手たちの戦いはドロー! 20日午前、日産スタジアムで「NEXT GENERATION MATCH」が行われ、U-18Jリーグ選抜と日本高校選抜が対戦した。日本高校選抜が前半終了間際にFW旗手怜央(静岡学園高)のゴールによって先制したが、後半にJリーグ選抜FW向井章人(神戸U-18)が同点ゴール。7回目の対戦は1-1で引き分け、通算成績は2勝3分2敗となった。
高校1、2年生で構成されているU-18 Jリーグ選抜は4-4-2システム。GKが大迫敬介(広島ユース)、4バックは右SB関慎之介(浦和ユース)、CB橋岡大樹(浦和ユース)、CB麻田将吾(京都U-18)、左SB舩木翔(C大阪U-18)。中盤はアンカーのMF鈴木喜丈(FC東京U-18)の前方に深堀隼平(名古屋U18)と梶山幹太(名古屋U18)が並ぶ形。右田中彰馬(名古屋U18)、左FW永澤竜亮(神戸U-18)、CFには菅大輝(札幌U-18)が入った。
一方、第94回全国高校選手権の大会優秀選手、3年生中心のメンバーとなっている日本高校選抜は4ー2-3-1システムでGK脇野敦至(東福岡高)、4バックは右から古屋誠志郎(市立船橋高)、福地聡太(東福岡高)、白井達也(市立船橋高)、杉岡大暉(市立船橋高)。中盤は鍬先祐弥(東福岡高)、中村健人(東福岡高)のダブルボランチでトップ下が藤川虎太朗(東福岡高)。右MF三宅海斗(東福岡高)、左MF牧野寛太(履正社高)、1トップは旗手が務めた。
過去の対戦成績は五分。勝ち越しを狙った両チームが前半からテンポの速い攻防戦を演じる。6分、高校選抜は杉岡の左アーリークロスが旗手に届き、9分にはスルーパスに反応したJリーグ選抜・田中が右足シュートを放つ。最初の決定機は16分だった。高校選抜は中央で前を向いた旗手のスルーパスで牧野が抜けだしたが、右足シュートをJリーグ選抜GK大迫がストップ。こぼれ球を狙った旗手の右足シュートは枠を外れてしまう。
技術の高さを示すJリーグ選抜は正確なタッチのパスで押し込む時間帯をつくり出し、舩木のスルーパスに永澤が抜けだすなど、高校選抜にプレッシャーをかけていた。だが、GK脇野や福地、白井を中心としたDFラインの好守などで得点を許さない高校選抜は中村の落ち着いたゲームメーク、1タッチのパスワークなどから攻め返すと34分に先制点を奪う。左中間からPAへ仕掛けた旗手がDF2人をかわしてGKとの1対1に。最後は右足シュートをゴール右隅へ流し込んだ。
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