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初のCL8強入り目指すボルフス、敵地で先勝も「気を抜く余裕はない」

ゲキサカ / 2016年3月8日 14時40分

初のCL8強入り目指すボルフス、敵地で先勝も「気を抜く余裕はない」

 ボルフスブルク(ドイツ)は8日のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝トーナメント1回戦の第2戦でゲント(ベルギー)とホームで対戦する。敵地での初戦を3-2で制したボルフスブルクだが、ディーター・ヘッキング監督は「気を抜く余裕はない」とゲントの反撃を警戒する。

 ボルフスブルクは2月17日に行われた第1戦でMFユリアン・ドラクスラーの2得点とFWマックス・クルーゼのゴールで一時は敵地で3-0とリードを奪った。しかし、後半35分に1点を返されると、同39分にも失点し、あわや同点という状況まで追い込まれたが、何とか3-2で逃げ切り、初の8強入りへ前進した。

 ヘッキング監督は『UEFA.com』によると、「第1戦の前に言ったように次のラウンドへ進むためには、2試合で結果に恵まれる必要がある。1試合では恵まれたので、あと1試合だ。極めて良い状況にあり、チームは自信にあふれている。だが、まだ何も手にしていない。ゲントは全力で向かってくるだろう。我々としては、彼らの希望の芽を早いうちに摘む必要がある」と警戒し、突破には早い時間帯での得点が必要だと話した。

 また、両チームは決勝トーナメントを戦うのは今回が初めてで、勝ち抜けばもちろん初の準々決勝進出となる。しかし、ボルフスブルクは第1戦でDFセバスティアン・ユングが負傷し、ドラクスラーやクルーゼの出場も微妙な状況だ。「勝ち上がることができれば、このクラブにとって歴史的快挙だが、それはゲントにも言えることだ。いずれにしても、今から次のラウンドのことを考えるようなミスを犯してはならない。まだ1試合残っているわけで、気を抜く余裕はないからね」と気を引き締めた。
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