マンU、ダービー制しトップ4入りへ望み…ファン・ハール「ファンタスティックだった」

[3.20 プレミアリーグ第31節 マンチェスター・C 0-1 マンチェスター・U]

　プレミアリーグは20日、第31節を行った。エティハド・スタジアムでは4位マンチェスター・シティと6位マンチェスター・ユナイテッドとのマンチェスター・ダービーが行われた。ダービーらしく白熱した一進一退の試合は前半16分に18歳FWマーカス・ラッシュフォードが先制点を挙げたユナイテッドが1-0で逃げ切った。

　17日に行われたヨーロッパリーグ(EL)でリバプールに敗れ、敗退が決まってしまったユナイテッド。中2日で迎えた来季の欧州CL出場権獲得へ生き残りを懸けたサバイバルマッチを制し、勝ち点を50に伸ばして順位こそ6位と変わらなかったが、5位ウエスト・ハムと勝ち点で並び、4位シティとは勝ち点1差に縮めた。

　ルイス・ファン・ハール監督も敵地でのダービー勝利に興奮を隠しきれない。クラブ公式サイトによると、「とても嬉しい。試合終了まで闘い続け、生き残れた。多くの選手が足を痙攣させていたが、木曜日に試合をしているので仕方がない。(パフォーマンスは)ファンタスティックだった。ここ(エティハド・スタジアム)で勝つのは簡単ではないので、非常に嬉しい」と喜んだ。

　今季も残り8試合となり、シーズンも終盤に差し掛かった。「ドレッシングルームの様子を見る限り、(ダービー勝利が)チームに勢い、そして信じる力を与えてくれるだろう。そういう姿を見られてファンタスティックだった。当然、我々は全試合で戦う。今後はアウェー戦よりもホーム戦の方が多い。オールド・トラッフォードではファンのサポートを得られるので、負けることは多くない」と、最後まで戦い抜くことを約束した。
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