[ミズノカップ]「このレベルでずっとやって行けるように」津工が盛岡中央との打ち合い制す

ゲキサカ / 2016年3月31日 7時56分

[ミズノカップ]「このレベルでずっとやって行けるように」津工が盛岡中央との打ち合い制す

[3.30 ミズノカップIN香川予選リーグAパート最終節 盛岡中央高 2-5 津工高 香川県総合運動公園サッカー・ラグビー場]

 全国の強豪16チームが優勝を争う第4回ミズノカップU-18 IN うどん県(香川)2016は30日午後、予選リーグ最終節を行い、Aパートの盛岡中央高(岩手)対津工高(三重)戦は5-2で津工が快勝。今大会初勝利を挙げた。

 津工は前日、PK戦で敗れたものの、九州新人大会8強の九州国際大付高相手に対抗。荒れたグラウンドでの戦いで自慢のパスワークを披露したが、手応えを掴んで臨んだこの日午前の香川西高戦では相手の素早いプレスにハマってしまい、0-3で敗れた。「昨日はあのグラウンドの中でできた。きょうは期待してたけれど、見事に裏切ってくれた」と藤田一豊監督は笑ったが、最終戦では再び持ち味を発揮。大量5得点を奪って見せた。

 昨年の選手権予選で準優勝した盛岡中央は今年、プリンスリーグ東北を戦う。注目レフティー、MF三上大翔(新3年)が不在だったが、昨年からの主力である185cmFW藤井敦成(新3年)や中盤の要・MF及川達貴(新3年)らが先発して今大会初勝利を目指した。だが、その強豪を津工が飲み込む。前半3分、注目司令塔・MF東出壮太(新3年)のスルーパスを俊足MF橋本祥英(新3年)が決めて先制した津工は、さらに22分にもMF中村悠雅(新3年)のヘディングシュートを決めて2-0と突き放す。

 対する盛岡中央も26分にFW及川碧人(新3年)のゴールで1点を返すが、津工は直後にFW脇野志音(新3年)が奪い返して2点差。だが、盛岡中央は前半終了間際に及川達が決めて再び1点差としてみせる。それでも津工はエース・東出の足技と両翼の得点力が爆発。後半2分に東出のスルーパスで抜け出した左MF橋本が飛び出したGKよりも一瞬速くゴールへプッシュしてこの日2点目を奪う。さらに8分には中盤でDFを1人をかわした東出のスルーパスから今度は右MF居附勇利(新3年)が決めて5-2とした。

 盛岡中央は藤井の抜け出しから交代出場の俊足FW千葉海晴(新3年)が決定機を迎えるも、ヘディングシュートはポストを直撃。津工は育成組織の津FC-W1出身のCB田端涼馬(新3年)が声でチームを引き締めながら相手の反撃をかわし、また最後までチャンスをつくり続けて快勝した。

 津工は今大会、ゲームメーカーのMF魚見勇人(新2年)が資格試験のために不在。それでも、ミズノカップ直前に参加していた愛知KJサッカーフェスタでは「いい場面と悪い場面が極端だった」(藤田監督)というチームが少しずつ波をなくしつつある。盛岡中央戦について「最初から最後まで自分たちのペースでボール回したりできたんで久しぶりにいい試合ができたと思います」と語った東出は「このレベルでずっとやるっていうところまで行けていない。ずっとやって行けるようにしていきたい。ボールのパススピードとか判断の速さとかもっと上げて行かないといけない」と課題を指摘。昨年は総体予選準優勝だった津工は高いレベルでも安定して自分たちのサッカーを表現する力を身につけ、今年こそ全国舞台に立つ。



(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
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