[MOM1747]広島観音MF永江優介(3年)_敵将認めた観察力と相手が嫌がるドリブル突破、攻撃的ボランチが快勝導く
ゲキサカ / 2016年3月31日 18時25分
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[3.31 ミズノカップIN香川準決勝 広島観音高 3-0 飛龍高 香川県総合運動公園サッカー・ラグビー場サブ]
対戦した飛龍高の菊川達也監督は勝者・広島観音高の強さを認め、その中心にいたMF永江優介主将(3年)について「観察力がある」と評していた。中盤でバランスを取りながら、スペースがあればDFをいなすような力強いドリブルで運び、正確な縦パスやアイディアのあるパスを繰り出してくる。
そしてこの準決勝では左足で先制ゴール。「左にドリしとったら、(沼田)和真に出そうと思ったんですけど、DF2人とも引いてきたんで自分が行った方がチャンスになると思ったので、強く振りぬくことを意識しました」。豪快な一撃で堅守・飛龍のゴールを破った。
正確なパスで攻撃を組み立てる一方、中盤で前を向いた際のドリブルが非常に強力だった。「自分が嫌なのはドリで運ばれるのが付いていくのがしんどいので、相手もそれは同じと思って意識して運ぶようにしています」。相手にとって嫌なことを積極的に実行。ボランチの位置から何度もドリブルで持ち上がってDFを外し、攻撃を活性化していた。
自分の伸びしろのひとつとして考えている部分はゴールを挙げること。「前の関わり方で距離も近かったら相手も動かんと思う。サイドからマイナスのところで受けてシュートを打ちたいので、課題を持ってやっています。(ポジションはボランチだが)自分は攻撃的な選手になっていきたい。バランス取るのがボランチだと思うんですけど、ゴールでもアシストでもいいんで結果を出して行く選手になっていきたい」
理想の選手として「自分にはないものをたくさんもっている。ミドルとかあるので自分もミドルとか打ちたい」という理由でリバプールのMFコウチーニョを挙げた。よりゴールに絡むプレーを求めるMFは決勝では無得点に終わったものの、DF間へ割って入る動きや、局面でのスキルの高さを発揮。MVP級の活躍を見せてチームを牽引した。
(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
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