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[2016 NIKE FESTIVAL]全国屈指の強豪校・桐光学園に完敗も…ふじみ野は意識を高める

ゲキサカ / 2016年3月31日 20時7分

[2016 NIKE FESTIVAL]全国屈指の強豪校・桐光学園に完敗も…ふじみ野は意識を高める

[3.31 2016 NIKE FESTIVAL 桐光 5-0 ふじみ野 レッズランド]

 『2016 NIKE FESTIVAL』が31日に埼玉県さいたま市にあるレッズランド人工芝グラウンドを使って行われた。第2試合では桐光学園高(神奈川)がふじみ野高(埼玉)を5-0で下した。

 同大会はNIKE JAPANがユニフォームサプライヤー契約を結ぶチーム同士のリーグカテゴリーを越えた交流、良好なネットワークの構築を目的とするもので、関東では今回が初開催となった。

 リーグカテゴリーの違うチーム同士の対戦。第2試合は、昨年の埼玉県U-16リーグ2部で優勝したふじみ野が、全国屈指の実力を持つ桐光学園相手にどこまでやれるのかが注目点だった。

 ただ試合はやはり、桐光学園がほぼ支配した。前半だけでもFW大場隆充(1年)が左サイドから対角線を抜くミドルシュートで先制点を奪うと、オウンゴールで加点後の前半40分、MF阿部龍聖(1年)が前に出たGKをかわすループシュートでゴールに流し込み、3点のリードを奪った。

 一矢報いたいふじみ野は、後半に入ると古市元喜監督の「勝負しろ!」という厳しい声に乗せられるかのように、イレブンが奮起。強い気持ちを見せる。ただ、後半5分に右サイドから決定的な崩しを見せたが、MF今井涼翔(2年)にわずかに合わず、得点にはならなかった。

 するとすぐに桐光学園がペースを取り戻す。後半11分のMF松永陽平(1年)のミドルシュートはクロスバーを叩いたが、同22分に左クロスからチャンスを作ると、GKが弾いたこぼれ球をMF中川優(1年)が押し込み加点。終了間際には松永がゲームを締める5点目を奪い、完勝した。

 多くの強豪校が100人を超える部員数を抱える中で、桐光学園は48人と少数精鋭でチーム強化を進めている。昨季は現磐田のFW小川航基を擁し、全国高校選手権では16強に進んだが、不完全燃焼に終わった印象も強い。昨年を知るメンバーも残っていることから、鈴木勝大監督は「トップを獲りに行く」と、“リベンジ”に闘志を燃やした。

 完敗したふじみ野も意識を高めた様子。「球際のレベルに差を感じた」と話した今井は「高いレベルのチームとやってみたい。次もやりたい」と充実の表情を浮かべる。古市監督も「有難いです」と繰り返して大会の意義を語ると、「早く上のリーグに上がりたい」とイレブンの成長を期待した。

(取材・文 児玉幸洋)

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