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「珍しくポジティブな声を掛けられた」浦和DF森脇が“イメージどおり”の華麗な一撃

ゲキサカ / 2016年4月2日 2時48分

「珍しくポジティブな声を掛けられた」浦和DF森脇が“イメージどおり”の華麗な一撃

[4.1 J1第1ステージ第5節 浦和 2-1 甲府 埼玉]

 迷いなく振り抜かれた右足から放たれたボールが鮮やかな軌道を描いてゴールへと向かう。浦和レッズDF森脇良太はシュートを打った瞬間、「“きたな”という思いがあった」。

 前半31分にDF山本英臣が退場して数的優位に立った浦和は、甲府守備を崩し切るのに苦労したが後半23分にFW興梠慎三がネットを揺らして先制に成功。さらに攻勢を強めると、同36分には森脇にシュートチャンスが巡ってくる。

 相手のクリアボールが森脇に向かって飛んでくると、胸トラップでボールを落ち着ける。「胸トラップをした瞬間にイメージが浮かんだ」と相手が寄せてくる中、ワンバウンドしたボールに対して迷いなく右足を振り抜く。「イメージどおりに蹴れたし、ボールを蹴った瞬間に良いコースにボールが飛ぶ感触があった」との言葉どおり、ドライブ回転のかかったボールはクロスバーをかすめてゴールマウスに収まり、貴重な追加点が生まれた。

 この試合、積極的にシュートを狙っていた森脇はチームメイトから、ある言葉を掛けられていた。いつもだったらシュートを打つと「シュートを打つなと怒られる」森脇だが、この日は「ドンドン打っていこうと珍しくポジティブな声が僕にも掛けられた」ようだ。鮮やかな一撃に「いつもは左インフロントでの巻いたシュートが多いですが、違ったバリエーションのシュートを見せられて良かった」と白い歯を見せた。

 しかし、終了間際の失点には表情を厳しくさせる。数的不利の相手に1点を献上したことに「もったいない失点だったので、そっちの方がモヤモヤする」と悔しさを滲ませつつも、「神様がまだまだ気を引き締めろと言ってくれていると、良い意味でポジティブに捉えたい」とこの教訓を今後に活かそうとしている。

(取材・文 折戸岳彦)●[J1]第1ステージ第5節1日目 スコア速報

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