“主将”谷口&狩野が2発、原川1Aの川崎Fが新潟に完勝! 今季ナビスコ杯初白星
ゲキサカ / 2016年4月6日 21時4分
[4.6 ナビスコ杯グループB第3節 新潟0-5川崎F デンカS]
アルビレックス新潟のホームに乗り込んだ川崎フロンターレが5-0で完勝し、今季ナビスコ杯初白星を飾った。第4節は今月20日に行われる。
新潟はリオデジャネイロ五輪のメンバー入りを目指して広島からレンタル加入したMF野津田岳人が先発で新潟デビュー。サイドバックでの起用が多かったMF小泉慶がアンカー、手倉森ジャパンに初選出されたMF小塚和季も先発に名を連ねた。同じく川崎FのU-23日本代表候補MF原川力は今季公式戦初先発となった。
積極的な入りを見せた川崎Fが早々に試合を動かす。前半8分、FW狩野健太の右CKはニアでDF酒井宣福クリアされたが、これに反応したMF谷口彰悟がPA中央からダイレクトシュート。この日キャプテンマークを巻いた谷口の抑えの利いたシュートがゴール左に吸い込まれ、先制点に成功した。
さらに川崎Fは前半20分にPKを獲得すると、キッカーの狩野が落ち着いてゴール左隅に流し込み、スコアを2-0とする。勢いが止まらない川崎Fはその3分後の23分に再び右CKを獲得すると、キッカーの狩野は直接ゴール前に入れずマイナスにグラウンダーのパスを送る。これを受けた原川がゴール前にふわっとしたボールを供給すると、谷口がヘッドで合わせて、3点目のゴールネットを揺らした。
思うような攻撃の形を作れない新潟。後半立ち上がりでまず1点を返したかったが、逆に川崎Fに追加点を許した。同3分、左サイドからのクロスをFW三好康児が足元にしっかり止めて左足シュート。これはGK川浪吾郎に止めらてたが、セカンドボールを拾ったMF橋本晃司が落ち着いて左足で流し込み、4-0とリードを広げた。
公式戦2試合連続で1-0勝利をおさめていた新潟は、後半10分に野津田に代えてMF加藤大を投入。同16分にもMF小林裕紀を送り込んだが、なかなか流れを変えることができない。川崎Fの堅い守備にPA内からシュートを放つ場面も少なく、後半24分に加藤が左足で放ったミドルシュートもわずかにゴール左に外れた。
川崎Fは後半38分に三好のスルーパスで抜け出した狩野が落ち着いてゴール右隅に流し込み、5点目。最後まで新潟の反撃を許さなかった川崎Fがそのまま5-0で完勝した。
●ナビスコ杯2016特設ページ
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