1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

王者として迎えるプレミアリーグが間もなく開幕、鹿島ユース・熊谷監督「10番目のチーム」「目標は当然、残留です」

ゲキサカ / 2016年4月7日 17時0分

―チャンピオンチームとして、それは謙虚に過ぎませんか?
「いえ、客観的な評価だと思います。昨年から他チームの1、2年生を観る機会はありましたし、僕らの新3年生がどういう力を持っているかも分かっているつもりです。10番目というのは謙遜ではなく素直な評価ですし、子どもたちも自分たちの力については認識していると思います。それは受け入れるところが今季のスタートラインだったと思います」

―目標は「連覇」ではなく「残留」というのが自然なスタンスということでしょうか。
「そうです。残留という目標を受け入れた上で、そこからシーズンの中でどのくらい上積みできるか。進んでいけるのか。その成長を問われる一年になると思っています」

―変にチャンピオンを意識しないということですか。
「僕らが優勝を目指すなどと言うのは、財布の中にお札が1枚しか入っていないのに、何か高価なものを買おうとするようなものです。ちゃんと自分たちの力を見極めた上で、少しでも上の順位を目指したいと思います」

―シーズンを戦う中で財布の中のお札が増えていけばという感じですね。しかし、相手チームはそう見ないと思いますよ。取材をしていても、「王者鹿島を倒したい」という声をよく聞きます。
「それは倒されるしかないですね(笑)。でもチャンピオンチームとして観られること、相手がその気でぶつかってくることは覚悟しています。このプレッシャーを味わえるというのは彼らのサッカー人生の中でそうはないですから、その雰囲気の中で何かをつかみ取って欲しいとは思っています。そこで個々人がつかむ“何か”は単に優勝すること以上の価値があると思っていますし、とにかくリーグを戦う中で成長していくシーズンにできればと思っています」

(取材・文 川端暁彦)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください