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[プレミアリーグWEST]力と経験値示す逆転勝ち!昨季全国2冠の東福岡が神戸U-18との強豪対決制す!

ゲキサカ / 2016年4月10日 7時10分

[プレミアリーグWEST]力と経験値示す逆転勝ち!昨季全国2冠の東福岡が神戸U-18との強豪対決制す!

[4.9 高円宮杯プレミアリーグWEST第1節 神戸U-18 1-3 東福岡高 長居]

 9日、高校年代最高峰のリーグ戦である「高円宮杯U-18サッカーリーグ2016 プレミアリーグWEST」第1節で13年優勝のヴィッセル神戸U-18(兵庫)と、昨年度全国高校総体&全国高校選手権優勝の東福岡高(福岡)が激突。東福岡がMF青木駿(3年)と日本高校選抜MF藤川虎太朗(3年)、FW佐藤凌我(3年)のゴールによって3-1で逆転勝ちした。

 立ち上がりからボールを支配したのは神戸の方だった。パススピードの速さ、正確さで優位に試合を進めると前半16分、U-17日本代表CB小林友希(1年)の左足から絶妙な縦パスがPAへ入る。右サイドからDFを上手く外して走りこんだ10番MF安井拓也(3年)が右足でゴールへ押し込み、先制。東福岡は昨年の開幕戦でC大阪U-18に1-6で敗れているだけに、藤川は「先制点取られて1-6という大敗が頭をよぎってしまった」というが、「試合中に気持ちを新たにして。下向かずにみんなでプラスの声をかけ続けることを意識していました」とすぐに切り替えて逆転勝ちに結びつけた。

 失点後、相手のパスワークも慣れたか、アプローチのスピードも上がってボールを奪う回数も増やした東福岡は33分、豊富な運動量とテクニックを見せていたMF高江麗央(3年)とのワンツーで左サイドから中央へ潜り込んだ青木が左足シュートをゴール右隅へ叩き込む。追いつかれた神戸は39分、FW永澤竜亮(3年)の左クロスにMF佐藤昴(2年)が決定的な形で飛び込んだが、東福岡GK前島正弥(3年)が阻止。後半、東福岡は「マークを含めたところをはっきりさせなさい。中途半端な状態になるなという修正が後半はあったと思います」という中で、相手のパスワークに上手くブロックを作って対応する。鋭いターンから突破を図る神戸FW佐々木大樹(3年)と永澤の突破や、自分たちのミスで危ないシーンを迎えるシーンもあった東福岡だが、「去年は(自分が)先輩に声かけてもらったり、カバーしてもらっていた」というCB児玉慎太郎主将(3年)や日本高校選抜MF鍬先祐弥(3年)が絶妙なサポートを見せて決定機を作らせない。

 そして後半、左SB小田逸稀(3年)の鋭い左クロスにFW藤井一輝(3年)が飛び込み、交代出場の佐藤のインターセプトから高江が左足シュートを放つなど好守からチャンスをつくる東福岡は36分に勝ち越し点を奪う。中央の鍬先が右サイドへ展開すると、交代出場のMF濱田照平(3年)が中央へラストパス。これまでのアーリークロスとは違い、真横を狙ったクロスボールに10番MF藤川が飛び込み、右足ダイレクトで勝ち越し点を決めた。

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