浦和DF遠藤、“中央”でのプレーは「フィットするとイメージしていた」
ゲキサカ / 2016年4月10日 19時57分
[4.10 J1第1ステージ第6節 横浜FM 0-0 浦和 日産]
最終ラインの中央に君臨する。浦和レッズDF遠藤航はリーグ戦移籍後初先発を飾った第1節柏戦、そして第2節磐田戦のスタートは3バックの右に入ったものの、磐田戦の後半から中央に持ち場を移すと以降はその場所でのプレーを続けている。
「もう少し前から相手が来るかなとイメージしていたけど、最初から引いてきた」。横浜FMが序盤から守備に重心を置いたことで、最終ラインの遠藤へのプレッシャーは厳しくはなかった。「自分のところでも運べるシーンもあった」遠藤は、積極的に敵陣にボールを運ぶだけでなく、精度の高いパスで好機を演出した。
試合開始直後の2分にはセンターサークル付近でフリーでボールを受けると、視線をすぐさま前へと向けてFW武藤雄樹の動き出しを見逃さずにロングパスを供給。抜け出した武藤のシュートはGK飯倉大樹に阻まれたものの、「FWの選手との距離感がいつもより近かったので、裏に出すボールや縦パスは出しやすかった」とその後も最終ラインから攻撃を組み立てた。
得点は生まれなかったものの、体を張った守備で横浜FMにも得点を許さずにスコアレスドローで試合終了を迎えた。ACLとの連戦の中で迎えたアウェー戦ということもあり、「最低限、無失点で勝ち点1を取れたのはプラスに捉えていきたい」と前向きに振り返っている。
3バックの中央でのプレーには、「手応えを感じている」。浦和加入前には「3バックの中央が一番フィットするかなとイメージしていた」ようで、そのイメージを現在はピッチ上で出せていると胸を張った。「ビルドアップの面でも今日は良さを出せたし、守備でもカウンターを防ぐ部分などが自分の良さだと思うので、やりやすさを感じています」。しかし、「判断をもっと良くできれば、もっともっと攻撃面でも貢献できる場面は増えると思う」と語るように、さらに成長していきたいと視線を上に向けた。
(取材・文 折戸岳彦)●[J1]第1ステージ第6節 スコア速報
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