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「エボリューション」と喜ぶハリル、柏木が“直電話”で異例の面談直訴

ゲキサカ / 2016年4月13日 21時46分

「エボリューション」と喜ぶハリル、柏木が“直電話”で異例の面談直訴

 選手からの異例の“直電話”だった。日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督は13日、都内でキリン杯の日程発表会見に出席し、浦和レッズのMF柏木陽介から電話があり、明日14日に都内のJFAハウスで会談することを明らかにした。

「日本代表が始まって以来、初めて選手から直接電話が来て、代表監督のオフィスにあえて彼から来ることになった」。ハリルホジッチ監督は誇らしげに驚きの事実を明かした。日本サッカー協会の霜田正浩ナショナルチームダイレクターによると、柏木から霜田氏へ電話があり、「監督と話がしたい」という要望を受け、選手と代表監督の“特別面談”の場を急きょセッティングした。

「これもエボリューション(進化)だ。私は常に代表監督室にいるし、選手にも『ドアはいつもオープンにしてある』と言っている。これも(代表チームが)発展していっている証拠。試合でなくても、これも仕事だ」

 選手が自ら代表監督との面談を直訴し、自分とディスカッションするために都内のJFAハウスまで来る。その行動がうれしかったのか、霜田氏は「こっそり来て、こっそり帰るはずだったのに」と、指揮官の“暴露”に苦笑い。「監督からすると、彼の気持ちがうれしくて話したのではないか。選手と監督の距離が縮まっているということ」と歓迎していた。

(取材・文 西山紘平)
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