[練習試合]G大阪相手に収穫の無失点、新戦力のアピールも光るU-19日本代表候補が2-0勝利!
ゲキサカ / 2016年4月13日 21時41分
[4.13 練習試合 U-19日本代表候補2-0 G大阪 G大阪練習場]
17年U-20W杯を目指すU-19日本代表候補が11日から大阪合宿を実施。合宿最終日の13日にはトレーニングマッチでガンバ大阪と対戦した。
開始直後はG大阪DF平尾壮の果敢な攻め上がりからサイドを突かれたU-19日本代表候補だったが、徐々に落ち着きを取り戻すと、FW小川航基(磐田)とFW森晃太(甲府)の2トップを起点にサイドへとボールを展開し、リズムを作り始めた。
最初に決定機を作ったのはMF遠藤渓太(横浜FM)。J1第3節の新潟戦でプロデビューを果たしているアタッカーは、「Jリーグで試合に出ている選手はあまりいない。だからと言って、自分が一歩前に進んでいるわけでもない。今回は代表初心者として一番下の立場からアピールしようと試合に挑んだ」とスピードに乗った突破で左からチャンスを伺った。
まず15分にDF岩田智輝(大分)からのパスを受けて中央に切り込み、MF三好康児(川崎F)のシュートを演出した。この一撃はGKの正面に終わったものの、17分にはカウンターから中央を突破した森のパスに、PA左付近で反応。思い切りの良いシュートがGKのファンブルを誘うと、小川が逃さずに押し込み、U-19代表候補が先制した。
1点を奪ってからは守備陣も奮闘。14年にU-17日本代表に選ばれて以来の日の丸となったMF市丸瑞希(G大阪)は「特長を知られていたので、激しく来られたり、ガンバが相手でやりにくかった」と苦笑いしながらも、「自分でボールを奪って、それが攻撃の起点になれれば良いなと思っていた。アグレッシブな自分の良さは出せたと思う」。17歳年上の先輩MF二川孝広に対して、遠慮なく食らいつくなどG大阪に思い通りの攻撃をさせない。
ここまでは左サイドからの攻撃が続いたが、26分の好機は右サイドから。高い位置でボールを持ったDF小島雅也(仙台)から、PA前中央に陣取った三好の下に渡る。「3日間という短い間だったので、ここまでチームがやってきたことに上手く溶け込めるように意識していた。久々の代表だったので、自分がこれまでやってきたこともアピールしようと思っていた」。そう意気込んだ三好はDFを背負った状態から上手く反転し、シュートまで持ち込んだが、GKに阻まれCKに。このCKから、小川はヘディングシュートを狙ったが、枠を捕えることができない。
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