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ホームでの古巣撃破に意気込むクロップ「重要なのは勇敢であること」

ゲキサカ / 2016年4月14日 20時56分

ホームでの古巣撃破に意気込むクロップ「重要なのは勇敢であること」

 リバプールは14日、ヨーロッパリーグ(EL)準々決勝第2戦でドルトムントとホームで対戦する。古巣を本拠地アンフィールドに迎えるユルゲン・クロップ監督が試合への抱負を語った。欧州サッカー連盟(UEFA)公式サイトが伝えている。

 昨季まで7年間率いたドルトムントと敵地で相まみえた第1戦は、1-1の引き分けに終わったが、アウェーゴールを奪ったリバプールがやや優位な状況で第2戦を迎えることになる。クロップ監督は「こういう試合では、監督として失敗は許されない」と気を引き締め、「ドルトムントがどう考えているかはわからないが、突破のチャンスは十分にある。我々はさらに先へ進みたいと考えている。勇敢であることは、サッカーで最も重要なことの1つだ」と意気込んだ。

 アンフィールドに乗り込んでくる古巣チームに対しては、「ドルトムントは第1戦よりいいサッカーができるはずだが、それはこちらも同じだ。彼らはブンデスリーガでシーズンを通して上位につけている。彼らのサッカースタイルは非常にいい。それを変えてくるとは考えられない」と相手の力を認め、警戒する。

 ドルトムントを指揮した7年間で、2度のブンデスリーガ制覇やUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝進出を果たすなど、クラブに数々の栄光をもたらしたクロップ監督。ラストイヤーとなった2014-15シーズンは序盤から大不振に陥ったが、そこから巻き返して7位に滑り込み、最後にEL出場権(プレーオフから出場)を残してチームを去った。新天地リバプールを率いて実現したドルトムントとの再会は、いわば自分で用意した舞台とも言える。「白旗を挙げるつもりはさらさらない」。クロップ監督は決着をつけるべく、強い決意でドルトムントをホームに迎え撃つ。
●EL15-16特集
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