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[プレミアリーグEAST]FC東京U-18が流経大柏に逆転勝ち!荒天、相手のパワーに飲まれず今季初白星

ゲキサカ / 2016年4月18日 11時50分

 リードされた流経大柏はクロスやロングボール中心に反撃。だが、FC東京は196cmの超大型守護神・波多野豪(3年)が圧倒的な高さでそれを処理し、また「キャプテンとしてみんなを最後まで鼓舞できるような選手になりたいと思っているので、声はかけられたと思います。最後押し込まれるシーンが多かったので、集中切らさないで行こうと声かけていました。ヘディングのあとのセカンドボールとか、球際で負けないことを意識してきょうは戦ったんですけど、最後まで集中切らさないでゴール前でやり切れたと思います」というCB蓮川壮大主将(3年)や坂口中心に跳ね返してゴールを許さない。後半アディショナルタイムに流経大柏MF河西の右足ミドルがゴールを捉えたが、これも波多野がセーブして試合終了。FC東京U-18がアウェーで勝ち点3を獲得した。

 FC東京は開幕戦で清水ユースに0-1で敗戦。力を出しきれずに敗れた初戦からの一週間で立て直してきた。佐藤一樹監督は「(初戦は)硬さもあったし、気負ってしまうところがあった。きょうも立ち上がりそういうところがあったけれども、彼らなりにクリアにしていってくれたんじゃないかと思います。(一週間やってきたことは)自分たちのサッカーを取り戻す作業です。緊張とかで力を発揮できないというところは、しっかりとトレーニングで自信がつくまでとことん根詰めてやっていない裏返しというところも含めてテクニカルな部分とメンタリティ的なアプローチを結構多めにやったんですけれども、今日表現してくれたので良かった」。試合直後にはJ3を戦うU-23チームのコーチとして、同じくJ3でベンチ入りしたMF生地慶充(3年)、FW松岡瑠夢(3年)、内田(いずれもプレミアリーグで先発出場)とともに夢の島競技場へ移動した指揮官は「いろいろな選手が出場できることで個は確実に伸びてきていると思うし、下のチームも底上げできてきている」。主力CB岡崎慎(3年)がJ3で先発出場を続ける中、U-18チームで多くの選手がトップリーグでの出場機会を得て個の強化に繋げている。この流経大柏戦は今季からU-23チームとU-18チームとの両立がスタートしたFC東京にとってプレミアでの初勝利となった。

 まだまだ1勝。だが、流経大柏の控え選手の大応援響き渡るアウェー戦、また悪天候、相手のパワフルなサッカーに持ち込まれたタフな試合で勝ち取った勝ち点3の意味は大きい。佐藤監督は「流経さんとやるとタフでまた勉強になるゲームをさせてもらえる。流経さんに引き上げてもらった」。この1勝で得た力をまた次の試合でも発揮すること。鈴木は「今年はチームで3冠というのを目標にしているので、目の前の一つひとつの試合を大事に戦っていくことが大事」と語り、蓮川は「ここで連勝できるように、火曜日からまた練習をやっていきたいと思います」と力を込めた。

(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
2016プレミアリーグEAST

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